節電の夏ですんで、ぼんやりと本製品と試してみようと思いました。

本製品を開封してややざっとした感じ（薄い感じ）のする外装をみて、ちょっと失望感がかすめたんですが、使ってみてビックリ。間違えなく冷えてくるんですわ。ちなみに、「アイスノン」と違って、冷蔵庫で冷やした冷媒（冷える物質）が頭に接触することで熱が移動するのとは違います。

説明は書かれとる方がおるかもしれんですが、ご参考までに書かせてください。本製品に入っておる硫酸ナトリウム（水に溶ける、塩のような固体）ですが、これは摂氏32.4度で溶ける。1グラム当たり250ジュールという熱を吸収することでこの固体は溶けるんで、ワテの頭の熱、約35度が本製品に伝わることで、本製品に入っておる硫酸ナトリウムの固体が溶ける。

本製品全体で600グラムなんで、仮に400グラムが硫酸ナトリウムとしますと100000ジュール、氷枕300グラムを溶かすことと同じことになり、相当な冷やし方ですわな（放熱の効率は考慮してません）。溶けた硫酸ナトリウムが本製品の、ワテの頭が乗っかって居る箇所以外でまた固まるとき、空気や布団に今度は熱を放出（放熱）することでまた固体に変わる。

頭の熱が本製品に伝わる必要があるので、タオルをまくと無理やと思います。本製品自体を通常の枕の上に乗せる「カバー」とみなして使う必要があると思います。本製品外装は薄い感じはしますが、ほどよく滑らかなマット地で、その点はようデケとると思います。また、固体が溶けて、別のところで再度固化する原理なんで、対流は必要なく、寝ながら頭が動いて硫酸ナトリウムがちょいと動くくらいでもええでしょう。ワテとしては、このエコ精神に大いに賛同したい。

大いに気に入ったんですが、外箱に「冷凍庫には入れないでください」とある。ガンガン冷凍すると、最悪、製品外装が破けるような気がします。この注意書きは、製品本体に書いていただきたいです。それでも、節電の夏にタイムリーな製品で、大いに推薦したいです

ハイビジョン録画機はもっとったんですが、郷里のハイビジョン環境がブルーレイということを知り（？）、ブルーレイハイビジョン録画機を遂に導入、東芝の2テラバイトのハードドライブが満タンにならん内に、いくつか（福島原発事故特集、大津波特集、ふたりはプリキュア、ポケモンサンデー、ベーム来日公演）ブルーレイにしてみましたがな。

ディスクの初期化をして、DR形式のハイビジョンデータを移動（ムーブ）していく。今のデジタル放送やと3時間くらいまで一枚に入るんですが、ビデオ機（RD-X10です、6万弱で安いよ！）でDR形式となっていても（ハイビジョンDVD機RD-X9から転送してきたファイル）、もともとここ数年に再放送しとった番組はどうやら画質が粗い（ハイビジョンでない）らしく、デジタル放送のつもりで録画しとんですけんど、ブルーレイ一枚で10時間近く書き込みできましたがな。このブルーレイ一枚見るのは、一日仕事ということになります。娯楽の番組なのに、なにやらちょっと気が重くなりそう。

ほれと、買う前は知らんかったけんど、この盤は次々書き足していける、CD-RWのようなタイプらしく、どの画質モードやったら後何分書き込み出来ますよ、とか東芝が表示してくれますがな。今のとこ、ブルーレイが再生でけるのもRD-X10だけなんで、ファイナライズは必要ないんですが、自分なりに一枚のテーマ（たとえばベーム来日ウィーンフィル演奏会、スヴェトラーノフのマーラー7番、がまとまったら、ファイナライズして、演奏日、録画日をケースに入った台紙に書いて保存モードになっとります。録画日や番組内容がこのブルーレイディスクに一緒に書き込めるのもRD-X10のよさですわな。

ハードウェアは東芝、ディスクはこの盤しかまだ試したことがないですけど、とりあえずパナソニックも万歳といいたいです

買うて3週間を超えて、やはりハードドライブ2テラバイトのRD-X9に1年以内の間に撮りためた200時間を超えるハイビジョン録画データを本機に移動し終えましたがな。移動はLAN（イントラネット、プライベートアドレス）で実施、ケーブルにもよると思いますが実質3倍くらいの速度でした。X9のハイビジョンTSデータがブルーレイ形式のDRデータに変換されます。外国製のセンスがええか悪いかさえ分からんようなオーディオ製品のような面構えで、蓋をあけるとブルーレイトレーとかが出てきますが、普段はリモコンで操作します。

画像のきれいさですが、シャープの液晶ハイビジョンテレビLC-46GX5のチューナー回路でみるより本機で見る方が鮮明、優位にクリアー。RD-X9と比較してみましたが、優劣付きがたいと感じました。音質もぜひ後でB&Wスピーカーをつないで堪能したいんですが、今のところLC-46GX5のスピーカーから聴いておる状態やので、本機の実力未確認です。

インターフェースは分かりにくい、と言われますが、わても最初パイオニアのハードドライブビデオ機からRD-X9に更新したときは、リモコン片手に嘆いたもんでしたが、電話サポートが大いに充実しておられる。日曜も電話は通じますし、聞いとるうちに取説よりドンドン電話で聞いてくださいね、という極上のサービス精神！リモコンと機能メニューの対応の見通しが分かりにくいのだと思いますが、わてはRD-X9で慣れてきて、本機を使うにあたっては、東芝には1回しか電話しとりません。

ハイビジョンデータを25GBブルーレイディスク（3時間分くらい入る）に書き込んでみたんですすが、結構速い。15分くらいで2時間半分が書けたような記憶です。ちなみに、RD-X9のDVDの場合と同様に、最初に「スタートメニュー」からプルダウンして「ディスクの初期化」、書き込み後にやはり「スタートメニュー」からプルダウンして「ファイナライズ」が必要です。パイオニアでは、これが順に案内メニュー付きでディスク作成でけたのになあ。パソコンでいうと、各種機能へとたどり着くメニューがバラバラなところがWindows OSに似ております。それぞれ担当者がバラバラでインターフェースを書いて、あとで寄せ集めのインターフェースにしたんでしょうなあ。

RD-X9が黄色とか青地の結構ポップな感じのインターフェースだったのに対し、本機では濃いグレーの背景が主体で、高級感があります。イメージ的には高級オーディオです。DR画質で300時間くらい撮れます。

他の方が書かれとりましたが、撮った番組の解説データが番組表でみるときと同様にデータとして残りますので、あとで保存版の番組を撮っとくのに便利かと思います。起動の時間はRD-X9よりちょっとだけ早くなった感じ、1分弱くらいやろか？画面右上にデジタル的な感じの4つの点が順に点滅して、起動を知らせてくれます。

RD-X9からデータのLAN転送中に撮ったデータをみることはできず、本機チューナー経由でテレビ放送を見るしかできませんでした。本機で録画中（ハイビジョンはRD-X9と同様に2チューナー付いとります、同時録画可能）は、撮ったデータの編集（宣伝飛ばし）はできませんが見ることは可能です。

ワテは本サイトで62,452円で買うたんですが、発売から半年ちょいで値落ちのことを気にする方も居られます。これまで"ER6000"やったかな、エラーが出て2度ほど止まってしまいましたが、子供がリモコンで再生や一時停止を繰り返しておると起こったのと、また理由不明で起こったようで、RD-X9ではこうしたエラーはなかったんですが、まあまれに起きる、といったところでしょうか。ワテとしてはかなりお薦めしたい製品です

ハードドライブに限らず、パソコンの内部パーツのコネクト部分は繊細に作られて居り、挿し方が弱かったりずれておって接触が悪くなったり、認識しなかったりする経験は、パソコンを自作したり、復旧を試みたことのある方なら、多くがご存知のことやと思います。

ほいで、ノートパソコンのハードドライブが壊れたんで、1年補償ギリギリでメーカーにドライブ交換してもろたんですが、その壊れた方のドライブからデータの復旧（サルベージ）を本品で試みてみました。いつものように、おそるおそる、コネクターを傷つけてしまわんか（ハードドライブは交換品やので、メーカーにお返しせんとイカンですし）本品に挿しました。ほいで、上蓋とそのロックの具合が絶妙。まあ、他社のハードドライブケースを試したことがないんで、比較しての話ではないんですけども、本体をしっかりロックすると、ワテのハードドライブは蓋に押されてしっかり挿入され、何の問題もなく、USB経由でWindowsから認識されましたがな。

電源のパワーは本体についているUSB経由のバスパワーで足りましたが、ドライブの種類によって足りない場合には2本USBを挿して、双方からパワー供給も可能なケーブルまで付いとります。

問題点はワテは気付きませんが、強いて言うとハードドライブのサイズをチェックしとくことくらいでっしゃろか？ワテのハードドライブ（全体）は横が6.9センチ（2.7インチ）、縦が10.0センチ（3.9インチ）です。ワテの15, 17インチのノートパソコンいずれもこのハードドライブサイズやので、ノートパソコンでよう使うサイズなんやと思います

サントリーホールで、この指揮者でオーケストラはドイツはんながらフランクフルトとは違ったが、なぜかシベリウスの「悲しきワルツ」（作品44-1）がよかった。ほいで、この演奏、いい意味でスポーツ感覚が徹底しており、大変健全である。第五楽章に「怒りの日」のうごめき、高まる緊張感を聴き取りたい方は、違和感を感じるであろう。あくまで、金管も弦もストレートに響き、ティンパニーも健康そのもの。サントリーホールのシューマンもこうでしたなあ

サントリーホールで、この指揮者でオーケストラはドイツはんながらフランクフルトとは違ったが、なぜかシベリウスの「悲しきワルツ」がよかった。ほいで、この演奏、いい意味でスポーツ感覚が徹底しており、大変健全である。第五楽章に「怒りの日」のうごめき、高まる緊張感を聴き取りたい方は、違和感を感じるであろう。あくまで、金管も弦もストレートに響き、ティンパニーも健康そのもの。サントリーホールのシューマンもこうでしたなあ

東芝VARDIAハイビジョンレコーダー（ハードドライブ、DVD；2TB）RD-X9とシャープの液晶テレビLC-46GX5（ハイビジョン）の接続に使ってみました。エレコムのケーブル（DH-HD13AN15BK）と比較してみましたが、画質や音質で有意な差を認めることはできませんでした。どちらも問題ありません。

本製品はHDMI 1.3b方式で、後者はHDMI 1.3方式。最近のPLanex等のケーブル（もっていないので、今回の比較テスト実施できず）はHDMI 1.4方式のようです。本製品はエレコムDH-HD13AN15BKより太いので安心感がありますが、エレコムはフェライトコアにより電磁波ノイズを除去しています。PLanexのケーブルのように、太くすることでノイズのシールドをしていると思われます。

本製品は3メートルあるので、ほとんどの取り回しに十分な長さと思います。本製品は最近のHDMIケーブルなので、イーサネット対応、3Dテレビ対応となっていますが、これらの機能は持ち合わせていないので、今回テストすることができませんでした。
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なおHDMIケーブルを用いるとが旧来のアナログケーブルを使うよりはるかに高画質なのはいうまでもありませんが、私の使用環境では、東芝RD-X9をチューナーとする方が、シャープLC-46GX5をチューナーとするよりテレビ番組が有意に高画質です。昔DVDに撮っておいた番組も東芝RD-X9で再生すると、高品位回路を経てハイビジョン並みの画質改良がなされます。この意味では、HDMIケーブルの種類による差はごくわずかで、ビデオ（テレビ）機の画像・ステレオ音処理回路のクオリティでほとんどが決まってしまう、と判断します

この著者のお一人は「水素爆発がこれほど威力があるとは思わなかった（と驚く）」と2011年3月の新聞紙上でコメントされているが、原子炉構造の専門家とはいえ、本当に安全性についてあり得ることをちゃんと研究していたのか、はなはだ疑問である。中越地震に続き、東日本大震災および福島の放射能汚染も「歴史的な実験」と言いかねず、従って本書も信頼できない。こんな提灯先生も福島の放射能汚染の戦犯として、「東京裁判」に掛けるべきではないか

小中学生にも理解できるように益川先生が書かれた本で、子供用に買うたんですが、テレビ等でひょうきんな面を見せておられる益川先生に興味があり、自分でも読んでみました。

クオークを4つではなく6つにしたら、CP対称性破れの説明がでけた、という話は今では有名ですけども、それを子供向けに分かりやすく書かれておられる。反戦についても書かれた本ですけども、本質的に科学を市民に分かりやすく説明することを実践されておって、勉強になりました。益川先生のように成功を収めた人でも、フラフラと興味を探してみることが必要、と書かれると読者の子供たちも心の余裕を持って自分のやりたいことを探すことができるし、この点でもよき先生になっておられる。

CP対称性の論文を書き始めると、アイデアを思いついた高揚がさめて、解明されたことは見通せるようになって、論文の価値自体も過小評価してしまう、と書かれとるところはおそらく多くの実験的科学者にも同様で、これを名を遂げた益川先生が書かれているところに価値がある。子供たちの研究も、研究ごっこだけでなく、基礎からしっかりやらないといけない、と基本に忠実なところまで指南されとる、

子供用なので、気軽に小一時間で読め、さわやかな気分にさせてくれる好著と考えます。エジソンと交流や戦闘機に塗るフィラメント等、20世紀の無知な年寄りのわては知らんかった話も有益でした

本製品はひどい。取り外し可能な防塵フィルターが本体内部にないため、塵埃を室内から一旦本体内に移動する装置、と考えるべきである。吸い込んだ気体の本体からの出口にフィルターがあるため、本体に塵埃はかなりの確率で蓄積される。しかし、出口近くのフィルター部分はモーターに近く、水洗いが困難（試したこと無し）な状況である。

本体の吸い込み口から前半部分は、外してゴム製の弁を介して内部にたまったゴミを廃棄することが可能であり、水洗も可能である。問題はさらに吸気され本体モーター部分周辺に蓄積された微小粒子である。昨日コンクリートにドリルを開ける工事を業者がやっていったので、後の掃除のため本製品で吸引（普通の掃除機で届かない細かい隙間にアプローチするための措置）した。今朝、水洗した前半部分が乾いたので、スイッチを入れたところ、モーター付近の排気口から塵埃が盛大に噴出して、別の掃除機で部屋全体の掃除をやり直した。

姉妹製品のHC-4322BLには取り外し可能な防塵フィルターがあるので、そちらを強くお勧めする。本製品は買うべきでない。買うのなら、消しゴムの掃除、紙切れの掃除、と限定して、床付近で吸気しては決してならない。1ミクロン以下の粒子を一定量吸引したところで、本体後半部分と前半部分の噛み合わせのところに粒子が入り込み、両者を取り外すことさえ大人一人では困難である