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大手銀行 住宅ローン金利引き上げへ
5月1日 4時20分

大手銀行 住宅ローン金利引き上げへ
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大手銀行各行は、指標となる国債の金利がこの1か月の間にいくぶん上昇していることなどを受けて、固定期間が10年の住宅ローンの金利を、最も優遇される場合で0.05%引き上げて年1.4%とするなど、固定タイプの住宅ローンの多くについて、今月、金利を引き上げます。

住宅ローンの固定金利は、各銀行が10年ものの国債の金利である「長期金利」を主な指標に、毎月決めています。
この長期金利は、日銀が先月、大規模な金融緩和を決めたあと、一時、過去最低の0.3%台まで低下しましたが、このところ0.6%前後となっていて、0.5%台半ばで推移した3月下旬と比べいくぶん高くなっています。
これを受けて、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、それに、りそな銀行は、利用者が多い固定期間が10年の住宅ローンについて、最も優遇された場合に適用される金利を、先月より0.05%引き上げ、今月は年1.4%とします。
また、ほかの固定タイプの住宅ローンについても、多くの商品で金利の固定期間に応じて0.05%から0.11%、金利を引き上げます。
一方、変動タイプの住宅ローンについて、各銀行は、指標となる「短期金利」が引き続き低い水準で推移していることから、最も優遇された場合に適用される金利を、年0.875%で据え置くとしています。

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