岩手のニュース
水上バイク1台 またネット競売出品 山田町NPO問題
岩手県山田町から国の緊急雇用創出事業を受託していたNPO法人「大雪りばぁねっと。」(北海道旭川市)のずさんな運営問題で、大雪がリースを受けた水上バイク1台がインターネットのオークションに出品されていることが30日、分かった。 水上バイクは大雪が拠点にしていた町海洋センター敷地内で保管されており、大雪側が27日、大手オークションサイトに110万円で出品。30日の取引終了まで入札はなく、売買は成立しなかった。同じ水上バイクはことし2月にも、オークションに出品された。 大雪は2012年度に「リース品」名目で、大雪のメンバーが代表を務めるリース会社「オール・ブリッジ」と契約して借り受けている。 町は「所有者ではないため、オークションの差し止めなどはできない」と話している。 町によると、大雪の岡田栄悟代表理事と弁護士らは4月24〜28日、海洋センター内にある備品数千品目の所有者確認のためセンターを訪問した。近く、搬出作業をするとみられる。
2013年05月01日水曜日
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