砲火を交えるばかりが戦いではない。情報戦とは、「情報」をめぐる戦いである。
※ このページの解説図には、部隊シンボルを使っています。
「情報の優越」とは、情報において敵に優っている状態である。「情報」を制する者が戦いを制するのである。
敵についてより多くの情報をとること |
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敵の情報活動を妨害すること | |
敵の情報活動を混乱させること |
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敵に関する情報は、ただ「見えている」部分だけから判断してはいけない(→「情報分析(オリエント)」)。
BDAとは、撃破した敵戦力(撃破戦車数など)をカウントしておくことである。
敵の残存戦力 を正確に推定できれば、戦機を捉えることが容易になる。戦闘中、無観測射撃を多用し過ぎると、BDAが不正確になってしまい、敵の残存戦力がわかりにくくなる。
※ 「敵の初期戦力(不明な場合は自軍を基準)」 − 「撃破数(BDA)」 = 「敵残存戦力」