【釜山聯合ニュース】韓国の釜山市で3~5日、「朝鮮通信使祭り」が開かれる。釜山文化財団が1日、明らかにした。
朝鮮通信使は朝鮮王朝時代に日本に朝鮮の文化を伝えた外交使節団で、韓日交流の象徴とされる。釜山市は朝鮮通信使の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産登録を目指しており、今年の祭りには特に力が入る。
朝鮮通信使の任命式から、通信使一行の無事を祈願する海神祭までをストーリー仕立てにした公演「朝鮮通信使の夕べ」や、1500人規模のメーンパレード「朝鮮通信使の平和の行列」が行われる。パレードには、日本の8都市から総勢200人が参加する予定だ。
朝鮮通信使に関する国際学術シンポジウムなど各種文化行事のほか、朝鮮通信使行列を再現した美術作品の展示、韓日ミュージックコンサート、K-POPダンスコンテストなど、市民が参加できる催しも多数企画されている。
一方、日本の長崎県対馬市は、毎年8月に開催する韓日交流イベント「厳原港まつり対馬アリラン祭」のメーンイベント、朝鮮通信使行列を今年は中止する。すでに同市の朝鮮通信使行列振興会が釜山文化財団側に非公式に伝えてある。対馬市内の寺から盗まれた仏像が韓国に持ち込まれた問題が解決されておらず、地元住民が反発していることが理由だ。
下関と福岡の朝鮮通信使行事が例年通り開催されるかも注目される。
韓日関係は日本の閣僚らの靖国神社参拝や安倍晋三首相の発言などによりさらに冷え込んでおり、好転の兆しはまだない。