日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(43)の国政進出が八方ふさがりだ。今夏の参院選に出馬も噂されたが、維新関係者は「絶対にムリ」と断言。その理由とは…。
橋下氏の泣き所の1つとなっているのが、共同代表の石原慎太郎(80)の急激な衰えだ。維新関係者は「去年の衆院選までは目に活力があったけど、自民のあまりの圧勝っぷりに失望して今はもう元気がない。『石原代表』と声を掛けても気づかない。2月に入院したし、今の状態じゃ、橋下さんが期待した〝重し〟の役割は担えない」とバッサリだ。
また、今夏の参院選の出馬も厳しい。首長との兼職禁止規定のため、橋下氏が参院選に出るためには市長を辞める必要がある。そのため、橋下氏は「市長を投げ出すことはできない。参院選には出ません」と言い切っていたが裏では出馬に向け、さまざまな作戦を練られていた。しかし、全ての面でネックとなったのが橋下氏の辞職に伴う大阪市長選だ。「橋下さんが辞めたら、絶対に次の市長選は勝てない。平松(邦夫前市長=64)さんが出る気満々で前回の市長選で圧勝できたのは橋下さんだから。他の人だったら勝てなかった。今も平松さんを支持している人は多い」(ある維新市議)。
大阪市長の座を奪われれば、大阪都構想の実現は暗礁に乗り上げることは確実。市長選に負けることは維新の最大の魅力である都構想という改革の旗印を失うことを意味している。「衆院選で数少ないアピールポイントだった『都構想』がなくなれば、いよいよ聴衆に対して言うことがなくなる。参院選に橋下さんが出たら、ある程度は票が見込めるけど次がなくなる」(前出市議)と橋下氏の出馬は失うものの方が大きいという。
現状の府と市の水道事業の統合も市議会の反発が大きく、市政運営もうまくいっているとは言えない。全国的に存在感を失いつつある維新にとって橋下氏の参院選出馬が逆転の一手となる可能性は低く、厳しい現状を打開できる方法はなさそうだ。
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