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◆中日0―3巨人(4月30日・ナゴヤドーム) 巨人が連敗を「4」で止めた。杉内が中日打線を5安打に抑え、今季チーム初完封で3勝目。エースナンバーを背負う男が底力を発揮した。打線も初回に阿部の左翼ポール際への7号2ランで先制すると、4回には6番に下がって2試合目の長野が中前適時打。ナゴヤD15連勝中だった吉見を攻略しての価値ある白星を挙げた。
最後は「ズバッ」とストレートで決めた。9回2死一塁。126球目だった。谷繁をこの日、2つ目となる三振に仕留めゲームセット。「(初回の)2点を守るのではなく、攻めようと思っていた。疲れましたね。でも、気持ちよかった」。プロ初のボークもあったが9回を5安打。今季チーム初完封で3勝目をマーク。「連敗中だったのでなんとか止めて、明日以降につなげたかった」
奪三振のタイトルを3度(08、09、12年)も取っている杉内だが、8回先頭の大島から見逃しで奪うまで、1個も三振がなかった。「これまでの登板の中でも、真っすぐの威力は一番あったと思う」。確かに直球は最速145キロと走ってはいたが、奪三振に執着することはなかった。初回のマウンドで相手の狙いを瞬時に察知していたからだ。「早打ちだな。追い込まれる前に打とうとしている」
早いカウントからスライダーやチェンジアップで仕留めにかかり、凡打の山を築いた。前日(29日)に3安打した大島に対しても、1~3打席目は3球以内で簡単に料理。出塁を許さなかった。「大島を出してしまうと、走者を意識しながら荒木さん、井端さんに投げることになる。なんとか塁に出さないようにとミーティングで話していました」。通算20度目となる完封勝利は、インサイドワークのたまものだった。
前回の登板だったDeNA戦(4月24日・京セラD)ではスライダーが曲がりすぎて、見逃されるケースがあった。この日は半歩分、三塁側から真ん中へプレートに立つ位置を変更。「特に右打者には投げやすかったですね」。3番の井端に対しては2打席目の四球以外、内角のスライダーで打ち取り、打線を分断した。
原監督も「自分たちのスイングをさせてなかった。非常に良かった」と絶賛。杉内の完封は、無安打無得点試合を達成した昨年の5月30日の楽天戦(東京D)以来だ。
さあ5月。ソフトバンク時代の07年から10年まで、5月に14連勝。昨年も4勝0敗で月間MVPを獲得するなど、相性のいい月。いよいよ「背番号18」の季節がやってきた。
(2013年5月1日06時05分 スポーツ報知)
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