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【芸能・社会】

2000人とりこ シンガー舘ひろし 29年ぶりコンサートで20曲熱唱

2013年5月1日 紙面から

29年ぶりのコンサートで熱唱する舘ひろし=東京都渋谷区のオーチャードホールで

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 俳優の舘ひろし(63)が30日、東京都渋谷区のオーチャードホールで、29年ぶりのコンサート「HIROSHI TACHI CONCERTTOUR IN THE MOOD2013」を開いた。ヒット曲「泣かないで」など20曲を熱唱、久々の“シンガー舘ひろし”に2000人が酔いしれた。

 コンサートは1984年の日本武道館以来。ツアーは26日の東京・多摩から始まり、29日には舘の出身地の名古屋でも行われた。名古屋公演には母や弟、妹、親類、高校時代の部活動の仲間が駆けつけた。

 舘は黒のタキシード姿で登場、後半は白のスーツに着替えた。「よくお越しくださいました」と大人のムードたっぷりに客席に語りかけ開演。曲の合間に赤ん坊のころの写真や、武道館コンサートのVTRを流すなど見どころも満載だ。

 「嵐を呼ぶ男」「銀座の恋の物語」など故石原裕次郎さんの代表曲を盛り込んだが、舘は「裕次郎さんの歌は難しいとあらためて感じた」という。

 コンサートは所属事務所の石原プロモーション創立50周年記念で企画され、石原まき子会長(79)をはじめ俳優の渡哲也(71)や神田正輝(62)が激励に訪れた。この日のためにスーツを新調したという石原会長らを観客に紹介。刑事ドラマ「西部警察」で「私の人生を決める人と会った。渡哲也です」と語り、渡との出会いが同プロへ入る大きな転機となったエピソードも語り、渡も客席からエールを送った。

 29年のブランクを感じたというが「29年前は『自分の音楽はこうだ』という攻撃だったが、今はお客さんの気持ちを受けることができる」と60歳代になった余裕を見せた。

 この日の模様は5月6日午後3時からWOWOWで放送される。

 

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