アノニマスによる攻撃で朝鮮新報の登録者情報が流出
朝鮮新報社は、朝鮮総連の機関誌である朝鮮新報の電子版購読会員の個人情報が、アノニマスを名乗る活動家によって公開されたと発表した。
4月20日に同社サイトが不正アクセスを受け、登録情報のデータが不正に取得されたもの。アノニマスでは北朝鮮の関連サイトに対する攻撃を展開しており、今回の攻撃では同サイトの登録者情報3530件を取得、公開した。
同サイトでは、従来より無料の会員サービスとしてコンテンツを提供してきたが、今回の事態を受け、IDやパスワードを必要とする会員制を当面中止し、すべてのコンテンツを公開するとしている。またIDやパスワードを特定されるおそれがあるとして、使い回しなどへ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2013/04/24 )
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