Amazonファミリー Amazon Student パソコン特集, 買取サービス Fashion GW Sale 母の日ギフト特集 お母さんへの感謝を込めて Kindle Paperwhite Kindle Fire HD Kindle Fire Kindle Fire HD 8.9
 
サインイン
muskiaさんのプロフィール > レビュー

プロフィール

muskiaさんのコンテンツ
ベストレビュワーランキング: 3,086
参考になった: 1103

ガイドライン:Amazon.co.jp コミュニティのガイドラインについてはこちらを参照してください。


muskiaさんが書き込んだレビュー

表示する順番:  
ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11-20
pixel
陽だまりの彼女 (新潮文庫)
陽だまりの彼女 (新潮文庫)
越谷 オサム著
エディション: 文庫
価格: ¥ 540

7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ひさびさのほのぼの気分, 2012/7/29
中学校のとき以来10年ぶりに再会し、結婚してしまった新婚夫婦の仲むつまじいバカっぷりにニヤニヤしながら読んでいくと、彼女(というより主人公浩介の妻)には隠された秘密があることが分かる。12歳以前の記憶がなく失踪者の届出もなく出生などが謎なのだ。
ん、これはただの恋愛小説ではないな・・と読み進み、ラストになると、やっとその理由がわかる。「鶴の恩返し」という昔話を連想してしまった。
しかし、そんなことはどうでも良いくらいに真緒の可愛らしい妻ぶりが微笑ましい。またタイトルの「陽だまりの」とか背中をこすりつけて甘える仕草とか「撫でられただけでたやすく心を許してしまう」とか、ジャングルジム登りが得意とか、秘密を解く鍵がいたるところに仕込まれている。

ノートン360 v6.0
ノートン360 v6.0

1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 やっぱりこれが安心, 2012/7/8
レビュー対象商品: ノートン360 v6.0 (CD-ROM)
Amazon Vine 先取りプログラム™ メンバーによるカスタマーレビュー (詳しくはこちら)
以前4.0を使っていたが、その後カスペルスキーに乗り換えて1年経った。どうするか迷ったがノートンに再度乗り換えることにした。セキュリティソフトは基本的にバックグランドで動作するものだが、時々見慣れないメッセージが出て戸惑ったりすることもある。ノートンの場合余り戸惑ったという経験がなく「やっぱりノートンが安心」という気持ちを持っている。

検察の罠
検察の罠
森 ゆうこ著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,575

35 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 検察官僚、法務官僚、マスゴミの悪意を見事に暴く, 2012/7/3
レビュー対象商品: 検察の罠 (単行本)
小沢氏やその秘書が関わる一連の事件(西松建設事件、陸山会事件)についてここまで詳細にまとめあげたものはない。
小沢一郎に対する「陰謀=罠」を取り上げた類書としてカレル・ヴァン・ウォルフレン氏の「誰が小沢一郎を殺すのか?画策者なき陰謀」が挙げられるが、これは、検察やメディアの行動を免疫機能に例えたものだ。即ち「自分たちの作り上げた社会秩序を変える可能性の高い政治的実力者(異物)を排除しようという力が自動的に働いている」という内容であり、官僚やメディアは悪いことをしているという意識は無く「社会秩序を乱すものを排除しようとしている」に過ぎず「画策者はいない」という主張だった。
しかしながら、本書では、検察官僚や法務官僚は悪意を持って小沢一郎を犯罪者にしようとしていることが明らかにされている。そもそもの容疑が「政治資金収支報告書の期ずれ記載」という微罪であること。それも、検察が2年間に及ぶ捜査の結果証拠がなく起訴できなかったにもかかわらず、検察審査会の強制起訴という手法を使って起訴したこと。起訴議決の日付が民主党代表選当日であること。捜査報告書の捏造により、検察審査会の起訴議決を誘導したこと。など法律を巧みに悪用して恣意的に犯罪者に仕立てようとしている。
しかし悪事はいつかはばれるものだ。検察審査会の平均年齢が数回訂正されたことから、検察審査会を仕切る最高裁事務総局という組織や、極めつけは絶対にマスゴミで報道されることはない首謀者の1人「法務省の黒川官房長」の存在が明らかにされている。
森ゆうこ議員の今後の活躍に大いに期待する。

政治の修羅場 (文春新書)
政治の修羅場 (文春新書)
鈴木 宗男著
エディション: 新書
価格: ¥ 809

15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「気持ちのこもらない冷たい政治」を暗に批判, 2012/7/2
Amazon.co.jpで購入済み(詳細)
レビュー対象商品: 政治の修羅場 (文春新書) (新書)
著者の主観に基づく内容なので、自慢、偏見、誇張、誤解、曲解などもあると思われるが、読み物として面白かった。
鈴木宗男という政治家を知ったのは小泉内閣での田中眞紀子外相とのバトルに始まる一連の疑惑報道だった。当時は政治を私物化するような悪いことをした政治家は逮捕されて当然と思っていた。今思えばマスゴミの報道を真に受けていたに過ぎないのだが、これが大多数の国民の実態だった。ましてその裏で暗躍する官僚がいるなどとは思いもよらなかった。
確かに昔の政治家は大金を集めたが、ほとんどは政治のため、後進を育てるために使ったのではないかという気がする。
人間関係が大事と書かれているが、政治家に限らず、人との付き合いのための飲食、冠婚葬祭、お土産、お礼、差し入れ等々にはお金が必要だ。「政治とカネ」という負のキャッチフレーズが盛んに喧伝され、その結果「気持ちのこもらない冷たい政治」が行われるようになったのではないだろうか。特に菅政権、野田政権では顕著だ。逆に「カネがない=クリーン」だから何をしても良いという免罪符になっているのも実に気に入らないところだ。

富士山頂 〈新装版〉 (文春文庫)
富士山頂 〈新装版〉 (文春文庫)
新田 次郎著
エディション: 文庫
価格: ¥ 580

2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 著者の経験をもとにした大プロジェクトのドキュメンタリー, 2012/6/22
富士山頂に気象レーダーを建設するという大プロジェクトを著者の経験に基づき小説化したものだ。気象庁のそっき課長葛木章一のモデルは著者自身である。
全体を読み終えて感じたのは、小説というよりはドキュメンタリーに近いものだということだ。著者が経験し考えたこと、関係した人々の行動や心情をどちらかというと淡々と書き綴ってできた作品という印象だ。しかし、レーダーが完成した直後に台風に襲われた際の描写はその壮絶さが伝わってくるものだった。また、役所間の縄張り意識や入札を巡っての各社とのやりとりなどの実態も生々しく描かれており興味深かった。

キャンセルされた街の案内 (新潮文庫)
キャンセルされた街の案内 (新潮文庫)
吉田 修一著
エディション: 文庫
価格: ¥ 483

4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 不消化感が残るやや難解な短編集, 2012/6/20
10編からなる短編集。
最初の「日々の春」は新入社員が気になる先輩OLの話で、どこかほんわかとした気分にさせてくれるものだったが、続いて読み進めるうちにだんだんと不消化感を感じるようになった。確かに「流れては消える人生の一瞬を鮮やかに切りとった」短編集と言えばそうなのだが、話に起承転結がなく何を言いたいのか分からない話が多いと感じた。
タイトルの「キャンセルされた街の案内」は長崎の軍艦島の話で、小学校の頃すでに廃墟になった軍艦島に行ったことがあるので、興味を持って読んだのだが、やはり今一感が残ってしまった。主人公が書いている小説の部分と実際の部分が一緒になって混乱してしまったのも一因だろう。

裏閻魔2 (ゴールデン・エレファント賞シリーズ)
裏閻魔2 (ゴールデン・エレファント賞シリーズ)
中村 ふみ著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,050

5つ星のうち 4.0 前作に続き楽しんで読んだ, 2012/6/14
Amazon Vine 先取りプログラム™ メンバーによるカスタマーレビュー (詳しくはこちら)
時代は戦後に移り、新たな展開を見せてくれる。前作同様楽しめる内容になっている。

怪笑小説 (集英社文庫)
怪笑小説 (集英社文庫)
東野 圭吾著
エディション: 文庫
価格: ¥ 520

5つ星のうち 4.0 古さを感じさせない風刺的ブラック小説, 2012/6/12
レビュー対象商品: 怪笑小説 (集英社文庫) (文庫)
最新刊の歪笑小説、黒笑小説、本書の順に遡って読んだのだが、文壇を皮肉ることに徹した歪笑小説に匹敵し、小説よりは非常におもしろいと感じた(逆に言えば黒笑小説の出来が非常に悪いということだ)。
このような風刺的小説は世相を背景にしたところがあるのだが、今から17年も前の1995年に出版されたというような古くささは感じない。構成は、短編9編とあとがきからなるが、あとがきでは著者が1編ごとに詳細に解説しているところが興味深い。
満員電車の中で人がどのようなことを考えているのかを話題にした鬱積電車、人の姿がその人の性格や考えを反映した動物に見える少年を描いた動物家族が印象に残った。人間は他人が何を考えているのか、自分がどう思われているのかが非常に気になるものである。そして鬱積電車の中の人が皆そうであるように、どちらかというと他人を否定的にみる傾向がある。おそらく他人を否定することにより、自分の優位性を確保するという本能的なものがあるのだと思う。

報道の脳死 (新潮新書)
報道の脳死 (新潮新書)
烏賀陽 弘道著
エディション: 新書
価格: ¥ 777

11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 大手新聞・テレビが、なぜ「マスゴミ」と言われるのかがよくわかる, 2012/5/27
レビュー対象商品: 報道の脳死 (新潮新書) (新書)
著者の主張は、ほぼ「まえがき」と「第5章 蘇生の可能性とは」に集約されている。著者が朝日新聞の記者として働き始めた頃からすでに脳死の兆候はあり、それが3.11を契機に一気に顕在化してしまったに過ぎないという。
記者クラブの閉鎖性が問題の核心であるかのような誤解があるが、それはあくまで問題点の一部にしかすぎず、新聞テレビ業界で報道に携わる者達に報道の使命という意味すら完全に欠如してしまったことがもっとも大きな問題だということだ。既存マスコミは蘇生・再生する意思や能力をすでに持っていない。既存マスコミが企業として消滅するにはまだ時間があるだろうが、企業としては存在するが報道としては限りなく存在しないに等しいという時代は想像以上に早くくるか、もうすでに来ているかも知れないという。
著者は自身の経験を踏まえ粗悪記事を次のように分類しており、それぞれ実例を挙げて説明している。
・パクリ記事:朝日、読売、毎日の紙面写真までが全く同じということに驚く。
・セレモニー記事:取材対象の組織が設定した式典、儀式を主題にした記事。セレモニーなどのメディアイベントはそもそも報道がなければ起こらなかった現実であってヤラセと同じようなものだ。
・カレンダー記事:「あれから何年」という記事。雛形が決まっていて非常に楽な上、紙面を確実に埋めることができる
・えくぼ記事:微笑ましい記事、負の要素を一切消去したもの。励まされたと感謝されるが報道の目的は励まされることではない。
・観光客記事:
このような粗悪記事や垂れ流し記事が蔓延する理由は、独自ダネを探さなくても、手間がかからず容易に紙面を埋めることが可能だからだ。私企業であるためコスト削減や効率化にさらされており、良き管理職にとっては人事考課を上げるために粗悪記事は魅力である。記者にとっても自分でニュースを探す苦労をする必要がなく楽であり、サラリーマン記者をさらに受動的にしてしまうのだ。
記者は賤業であり、職責のためには憎まれ役を引き受ける覚悟が必要な職業である。また、表面から見えない真実や本質を探ること、疑うことが仕事である。そのためにはクエスチョニングが必要だが、それが全く欠如している。
また、記者クラブ問題に関し、その閉鎖性は問題の本質ではなく、情報は公開されるべきもの、政府や官庁が持つ情報は納税者・有権者である国民のもの、官僚や記者クラブが勝手に独占してはならないという日本における言論の自由や民主主義のあり方自体が正しく認知されていないことが問題である。

みんなの青色申告 13 解説本付き
みんなの青色申告 13 解説本付き

1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 初心者には難しいが、機能は十分と感じた, 2012/5/24
Amazon Vine 先取りプログラム™ メンバーによるカスタマーレビュー (詳しくはこちら)
他のレビューにもあるように、簿記の知識が必要である。
解説書が付属するので、何とか使うことはできそうな気はするのだが、初心者が使いこなすのは難しいようだ。

ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11-20