フウセンウオ
クリオネ(ハダカカメガイ)に次いで、北海道発のブレイク間違いなし!と思いこんでいたフウセンウオ。 すっごくラブリーな魚だと思っていたのに、あんまりブレイクしなかったですね。。。 でも、フウセンウオの姿にはほれぼれしてしまう。 とても魚とは思えないような丸い体。 とても魚とは思えないような表情のある顔。 とても魚とは思えないようなでっかい吸盤。 とても魚とは思えないような足みたいなヒレ。 どうも魚は、いただきますの対象でしかないボクにとってさえも、ウソみたいに愛らしさを感じてしまう魚なのです。 フウセンウオがブレイクしなかったのは、飼育の難しさにあるようです。 かの日本最北の水族館「稚内市立ノシャップ寒流水族館」と、今は閉館された「オホーツク水族館」でしか、繁殖に成功していないのだとか。 それでも2年くらい前には、全国わりと多くの水族館で、「ノシャップ寒流水族館の協力により展示」という水槽が置かれていたのだけどねえ。。。 ノシャップ寒流水族館のホームページでは、フウセンウオの飼育のことが紹介されている。 北海道の海のけっこう深いところ水深90〜150mに生息だとか、巻き貝の貝殻の中にだけ産卵するとか、オスが守るとか、そんなところもちょっとドラマがあっていい感じではないですか。 フウセンウオ、やっぱりブレイクして欲しいな〜。 もしかしたら、今は、稚内まで出かけなくては、会うことはできないのかもしれません。 写真は上3枚ノシャップ寒流水族館 ●photo1:なんともラブリーなお顔のフウセンウオ。 ●photo2:うんしょ!うんしょ!友だちのフウセンウオを押してるっぽいフウセンウオ。 ●photo3:見事なお腹の吸盤。腹ビレが吸盤になっている。 ●photo4:フウセンウオの仲間、新江ノ島水族館のナメダンゴ。 この記事から2年後、こちらは→ナメダンゴの記事です(カワイイよw)
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