ホーム

4月17日 福島県国見町(大木戸仮設) 行茶活動報告

コメントをどうぞ

活動レポート

■活動日時

平成25年4月17日(水) 14:00~16:00

■活動場所、参加者数    

福島県国見町 大木戸仮設住宅  6名参加(男性2名、女性4名)

■活動目的、内容

行茶(傾聴活動)

■活動者名 人数3名

福島曹青1名:久間泰弘師(全曹青顧問)

一般1名:村木彩子氏(全曹青災害復興支援部局員) 国見町社会福祉協議会:宍戸光子氏

■レポート(避難者の具体的ニーズ、箇条書きが望ましい)

・当仮設住宅は、原発事故により避難を余儀なくされた飯舘村の方が入居。

・広島県三次市の他宗ボランティアによる炊出し・手品の披露があった。

・同村の賠償などの各種会議が、仮設から車で一時間以上掛かる場所で毎回行われており、非

常に負担になっている。

・「飯舘村の人が一ヶ月で45人亡くなった。」喉頭がんの人もおり、放射能を浴びている自分

も同じようになると思う。

・連休中に宿泊できるようになったが、役所より一時帰宅の許可をもらわなければならない。許可を取ったところで、ねずみ被害が酷くて泊まれない。

■所感

・お伺いした頃、ちょうど炊き出しボランティアの方々が片づけし帰るところであった。日差しの強い日の、外での炊き出しやマジックショーで、参加者からはお疲れの様相が伺えた。明日は町社協のよるお茶会、明後日は宮城へ花見と、過密スケジュールだと感じた。

・お昼の炊き出しでは、ちらし寿司やチヂミをごちそうになったそうだが、「そこまでしないでお茶会ぐらいが良かった。」とお聴きした。その活動の実施時期を検討することの大切さを再認識した。

 

 

報告者 近藤意時

4月17日 福島県国見町(上野台仮設) 行茶活動報告

コメントをどうぞ

活動レポート

■活動日時

平成25年4月17日(水) 14:00~16:00

■活動場所、参加者数    

福島県国見町 上野台仮設住宅  17名参加(男性2名、女性15名)

■活動目的、内容

行茶(傾聴活動)

■活動者名 人数5名

福島曹青3名:中野俊之師 長澤真宏師 近藤意時師(復興支援部局員)

一般1名:寺島すみ子氏(復興支援部局員) 国見町社会福祉協議会:宍戸光子氏

■レポート(避難者の具体的ニーズ、箇条書きが望ましい)

・当仮設住宅は、原発事故により避難を余儀なくされた飯舘村の方が入居。

・午前中は、大木戸の仮設に招かれ、広島県より来られた他宗ボランティアの炊き出しをごちそうになった。

・大規模仮設は有名人の訪問や炊出しの提供があるが、国見町の仮設は小規模なので、全てにおいて支援が遅れるし、また少ない。

・選挙の投票や健診などは役場(飯野出張所)に行かないと出来ないので、車がない方は足が遠のいてしまう。

・自治会は集会所備え付けのPCで、月の行事や管理報告などを、役場にメール報告しなければならないので負担が大きい。

・運動不足解消の為、大木戸ふれあいセンターにて指導を受けて体操していたが、“飯舘の人ばかりが利用している”と言われ、利用しなくなった。現在は、仮設の集会所で行っている。

・先日、集会所内で花見をやった。昨年は、外で花見をしていると、通りすがりの方に嫌味を言われたので、今年は宮城県柴田のボランティアの協力で、バスで千本桜を見に行く予定。

■所感

・村の方針で「飯舘に戻るように」とは言っているが、除染が進んでいないので戻れない。高齢者は一人暮らしには狭い仮設の方が暖かくて便利と言い、若い世代は学校や仕事の関係で戻らないとのこと。家族がバラバラになってしまったことに、親の苦悩を感じた。

 

 

報告者 近藤意時

4月10日 宮城県亘理町(舘南仮設) 行茶活動報告

コメントをどうぞ

活動レポート

■活動日時

平成25年4月10日(水) 10:00~12:00

■活動場所、参加者数    

宮城県亘理町 舘南仮設住宅  24名参加(男性2名、女性22名)

■活動目的、内容

行茶(傾聴活動)・紙芝居

■活動者名 人数 10名

静一曹青4名:翠智道師 前島慎司師 加藤宣周師 伊藤和貴師(全曹青庶務)

福島曹青3名:久間泰弘師(全曹青顧問)佐藤正乗師 近藤意時師(復興支援部局員)

一般1名:村木彩子氏(復興支援部局員) 亘理町臨時職員2名

■レポート(避難者の具体的ニーズ、箇条書きが望ましい)

・隣組11軒あったうち、津波で9軒が流されてしまった。自宅も2階まで水に浸かり、全壊判定を受けたが、基礎がしっかりしていたので補修することにした。先日、2階に電気が通るようになったので、今後は、ボランティアで遠方から来られた方々に泊まってもらったり、休み処にしてもらい、恩返しができたらいい。

・震災後に、夫が筋力が衰えていく難病と診断された。普段は夫を看病しているが、お茶会があると「いってらっしゃい」と、送り出してくれる。ストレス発散の場所と理解してくれていて有難い。「なかなか話せることじゃないから」と涙ながらに話しておられた。

・地元の住職にも顔を出してもらいたい。

・週の体操教室が楽しみである。

・みんなが出来るような、遊び道具を用意してほしい。

・仮設住宅入居者と、在宅被災者(仮設出宅者)との支援の差について各所で意見が聞かれ、支援者側でも対応を検討している。

■所感

・傾聴の途中、他のテーブルが騒がしく部分的にお話を聴きとることが出来なかった。

・ボランティアの数に対して参加者が多いので、まったく会話をしていない方がおられた。席を変えたいがタイミングが分からない。

・昨日に引き続き、紙芝居を披露。思ったより笑いが少なく、“面白くなかったのでは…”とお話を伺うと、「ここで紙芝居をやるのは初めてで、皆、真剣に聞き入っていたのでビックリした」とのこと。

・「また来てね」「ただ来て貰えれば有難いです」といったお声を頂戴するたびに、継続した活動の大切さを噛みしめる。

・神奈川県在住、濱野氏より寄贈の「お手製・かさ地蔵人形」を配布。

 

 

報告者 近藤意時

4月9日 宮城県亘理町(旧舘仮設) 行茶活動報告

コメントをどうぞ

活動レポート

■活動日時

平成25年4月9日(火) 14:00~16:00

■活動場所、参加者数    

宮城県亘理町 旧舘仮設住宅  31名参加(男性2名、女性29名)

■活動目的、内容

行茶(傾聴活動)・合唱・紙芝居

■活動者名 人数 14名

静一曹青4名:翠智道師 前島慎司師 加藤宣周師 伊藤和貴師(全曹青庶務)

福島曹青1名:近藤意時師(復興支援部局員)

亘理町社会福祉協議会職員3名 生活支援相談員5名 亘理町臨時職員1名

■レポート(避難者の具体的ニーズ、箇条書きが望ましい)

・荒浜に生まれ、荒浜で育ち、荒浜で嫁ぎ、荒浜で生きてきた。それほどに愛した土地を離れ、仮設住宅に移り住んだ当初は、嫌で、嫌で仕方なかった。しかし、幸いにも同じ荒浜地区の方々が住むこの仮設住宅が、今では大好きになった。

・地域のコミュニティーそのままに、仮設住宅に入っているので、ここを離れたくない。

・集会所を管理する、亘理町臨時職員の提案で、歌を歌うことに。童謡、J-POP等の歌詞がまとめられた冊子が配られ、皆で合唱。その後、紙芝居を披露させていただいた。

・新年度より、亘理町社協生活支援相談員になられた方々にもご協力いただく。

■所感

・現状、荒浜地区では住めるところと住めない所がある。皆、ここを離れたくないと言い、「馬鹿と肥やしは所離れずなんだぁ!」と笑顔で教えていただいた。

・各テーブルによって会話の内容が違うので、静かに話していると会話が聞こえない。

・伊藤師が、「声がいい!」と、歌に紙芝居にと大活躍し喝采を浴びていた。二年間頑張っている証拠でもあり、嬉しく感じた。毎月大変だと思うが、これからも頑張ってほしい。

・神奈川県在住、濱野氏より寄贈の「お手製・かさ地蔵人形」を配布。

 

 

報告者 近藤意時

4月5日 福島県新地町(前田) 行茶活動報告 

コメントをどうぞ

活動レポート

■活動日時

平成25年4月5日(金) 10:00~12:00

■活動場所、参加者数    

福島県新地町 前田仮設住宅(68戸) 13名参加(女性10名、子ども3名)

■活動目的、内容

行茶(傾聴活動)・ビーズブレスレット作製・健康体操

■活動者名 人数10名

宗務庁総務部復興支援室2名:武藤道宣師 近藤孝如師

福島曹青3名:久間泰弘師(全曹青顧問)佐藤正乗師 近藤意時師(災害復興支援部事務局員)

近隣寺族2名:高崎ひろみ氏 東溟みはる氏

一般1名:村木彩子氏 新地町支援員2名:目黒氏 伊藤氏

■レポート(避難者の具体的ニーズ、箇条書きが望ましい)

・当地では、復興住宅建築の為の、土地の地均しがようやく始まった。当初の予定よりだいぶ遅れており、個人的に新築するにしても、材料や人手が足りずに完成まで4~5年かかるという。“竣工が先か、寿命が先か”大変悩ましい問題だ。

・湯上りにストレッチをしたり、天気の良い日は必ず散歩をしたりと、各自健康には大変留意されていることが伺えた。活動終盤に突如行った体操にも積極的に参加され、仮設住宅内での運動不足を何とか補おうとする意欲が感じ取れた。

・当該仮設住宅の自治会長が参加されていない事を憂う声があった。

・復興住宅へ住めることになったが、皆と顔を合わせて話せるので、仮設住宅の方がいい。

引っ越しても、集会所のようなところで定期的に行茶を続けてもらいたい。

・福島県婦人会のご厚誼により材料を提供して頂き、ビーズブレスレット作製を行う。

・神奈川県、濱野氏寄贈の「お手製かさ地蔵」。長野県、大日向自治会より寄贈の「亀の子、みすず飴」。東大寺の「散華」を配布。

■所感

・ブレスレットが完成すると、お互いに感想を述べたり批評したりと笑いが絶えない時間であった。寺族様方の配慮もありながら、“コミュニケーションツール”としての有効性を再認識した。

・最後に、参加者全員で記念写真を撮る提案が支援員の方からなされたが、本会が継続的に関わっているからこそ出来た関係性であると解した。

・帰り際に子ども達から「泊まっていくの?」と聞かれた。はっきりとした意思表示がなかったものの、“もっと遊んでほしい”というニュアンスが感じ取ることが出来た。

報告者 近藤意時  

3月28日 福島県南相馬市(高見第一) 行茶活動報告

コメントをどうぞ

活動レポート

■活動日時

平成25年3月28日(木) 10:00~12:00

■活動場所、参加者数

福島県南相馬市原町区 高見町第一仮設住宅  14名参加(男性3名、女性11名)

■活動目的、内容

定期サロン支援・写仏(地蔵さま塗り絵)・輪投げ・マリンバ演奏

■活動者名 人数11名

東三河曹青2名:田中真丈師 大村宜永師

福島曹青1名:佐藤正乗師 近藤意時師(全曹青災害復興支援部事務局員)

南相馬市生活支援相談員3名 一般ボランティア4名 

■レポート(避難者の具体的ニーズ、箇条書きが望ましい)

・南相馬市の仮設では、毎週サロンを開催。

・今回用意したお地蔵さまの塗り絵を配布し、好きな色を塗っていただく。

・本日は曹青を含め、3組のボランティアが参加。塗り絵・輪投げ・マリンバ演奏と、内容盛り沢山なサロンとなった。

■所感

・社協による輪投げでは、得点順に洗剤などの生活用品を賞品として提供。体を動かすことや、得点を競う軽い緊張と楽しみがあり、大変良い催しだと感じた。

・プログラムが密に組まれた内容で、本来の目的である『傾聴』こそ出来なかったものの、楽しい時間を共に過ごすことが出来た。

・神奈川県在住、濱野氏より寄贈の、お手製「お地蔵さま人形」を配布。

 

報告者 近藤意時

3月27日 福島県南相馬市(小池第三) 行茶活動報告

コメントをどうぞ

活動レポート

■活動日時

平成25年3月27日(水) 13:30~15:30

■活動場所、参加者数

福島県南相馬市鹿島区 小池第三仮設住宅  20名参加(女性20名)

■活動目的、内容

定期サロン支援・写仏(地蔵さま塗り絵)

■活動者名 人数8名

東三河曹青4名:米丸哲正師 田中真丈師 大村宜永師 渡津恵正師(東海管区理事)

福島曹青1名:近藤意時師(全曹青災害復興支援部事務局員)

渡津恵寛君 南相馬市支援員1名 一般ボランティア1名 

■レポート(避難者の具体的ニーズ、箇条書きが望ましい)

・南相馬市の仮設では、毎週サロンを開催。楽しみにしている入居者も多く、本日も私どもの入る隙間もないほどの参加者だった。

・今回用意したお地蔵さまの塗り絵を配布し、好きな色を塗っていただいた。

・「この二人のお地蔵さんは、津波で亡くなった私の旦那と孫を思い描かせてもらったよ」と涙ながらに語っておられた。

・スーパーなどが近くにないので不便。移動販売車が来てくれていたが、今月末で終わるので今後が心配。

・子ども夫婦は栃木に避難している。また、若い人は南相馬市原町区に避難している為、この仮設は年寄しかいない。

 

■所感

・何れの仮設に避難されている方々の共通点は、精神的・肉体的にゆとりを保持するのに限界に達している。「百聞は一見にしかず。」是非、自身の目で耳で、現地の声を感じてほしい。

・春休みを利用し、息子も一緒に参加させて頂いた。皆さんに優しく迎えていただき感謝しています。「また、参加したい」と意気込んでいました。

 ・神奈川県在住、濱野氏より寄贈の、お手製「お地蔵さま人形」を配布。

 

報告者 近藤意時

過去の投稿へ

フォロー

新しい投稿をメールで受信しましょう。