今日はもう1本・JC当日+α
今日はもう1本。それでもまだ先週分が残ってしまいますが。
◆ジャパンCの裁決については以前書いた通り。
牝馬三冠馬と牡馬三冠馬が叩き合うシーンは、確かに見応えはあったし、日本競馬史を彩るものだろう。
ジェンティルドンナの偉業はもちろん称えられるべきだが、この週の競馬予想TVで亀谷氏が言っていたように、そもそも53キロなら3歳牝馬が過去にもっと出ていればさらに好成績になっていたはずだし、今後も斤量が今のままなら好走例が増えていくのは間違いないだろう。ファビラスラフインも全盛時のシングスピールとあれだけの競馬をしたわけだし、レッドディザイアも好内容だったし。
(なお3歳時のウオッカは女王杯取り消し明けの病み上がりでの0秒2差4着。まともだったら・・・・)なのでことさらに驚くことでもないように思う。
◆見応えは確かにあったのだが、レースの時計からみた内容自体は水準以下だった。
◆市丸さんが競馬予想TVで見せたJC恒例の紙芝居はお見事。今回の外国馬の最先着を当てるのはなかなか難しかったと思う。私はジャッカルベリーかと思っていた。レッドガトーをセントニコラスアビーを基準馬として論理的に最先着とするのはなかなかできない。
秋口から、市丸さんとは「今年の海外馬の力量を図る上で物差し馬となるのはセントニコラスアビー」と話していたのだが、BCターフでトレイルプレイザーと戦ってくれたことで、尚更物差しとしての価値が高まったし、その見方はおおむね正しかったようだ。以前、この馬に日本馬が負けるようでは凱旋門賞制覇は難しいと書いたら、一部に顰蹙を買ったようだが、別に名のあるGⅠを勝っているから即強い馬と見るのは短絡的でしょう。
◆そう言えば予想TV本番前にドンと強い縦揺れ。揺れていた時間は短かったが瞬間的にはかなりの衝撃だった。
◆何とはなく今年のワールドスーパーJSは低調な印象。
◆シゲル16頭出しは残念ながら1勝のみだったが・・・・。今の日本競馬においてメイショウと共に異彩を放つ個性的な軍団。年ごとに冠号の下の名前をテーマを持って変えているが、相撲の決まり手という手がありますぜ。シゲルツッパリ、シゲルウッチャリ、シゲルソトムソウ、シゲルハタキコミ・・・・なかなかイケそうですよ。シゲルカタスカシとかシゲルトリナオシはちょっとナンですが。
◆翌26日月曜は大雨。1日ずれていたら結果はどうなっていたのだろうか?外国馬?それともオルフェーヴル圧勝?ジェンティルドンナは厳しかっただろう。この辺はもう運の領分だ。
◆羽田皓福山市長は投票率わずか29%という選挙で選ばれた市長であり(それにしてもこの投票率でも有効になってしまうのは法律の穴)、これまでの任期中にも福山城駅前の遺構を破壊して地下送迎場を設けるプロジェクトを推進し12万人の反対署名を受けたとか、世界遺産の価値があるとされる鞆の浦の港を埋め立てて架橋するプロジェクトを促進したりしたという方です。
なお鞆の浦はポニョで有名になった場所でもあり、そのためこの計画はテレビで頻繁に取り上げられ、当時の金子国交相が待ったをかける事態にもなったのは覚えている人も多いのでは。
別にだからどうこうということはなく、ただ事実だけを書いてみた。
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