九回一死満塁でゴロを捕り損ねた坂【拡大】
【その(3) 鳥谷ポロリ】 3点リードの六回二死一、二塁。松山の右前打で右翼・福留は本塁送球を断念し、遊撃・鳥谷に送球。思い通りに一走・広瀬を二、三塁間で挟んだが、タッチにいった鳥谷がポロリ。背番号1は「グラブが蹴られた」と話したが、和田監督は「痛い? あそこもそうだ」。このあと二死二、三塁で、2番手・鶴が、右中間へ2点二塁打を浴び、同点とされた。
勝てば今季初の貯金「4」だったが、4度目の挑戦でも失敗。前日28日は黄金ルーキー・藤浪晋太郎で勝って、チームも一丸ムードとなったのに、乗れそうで乗れない。
開幕直後は、驚異的なペースで勝ち続けた巨人の勢いがとまりつつある。中日に敗れて4連敗だ。いま、セ・リーグで貯金があるのはTGだけ。残り4チームは、けが人が続出するなど戦力の立て直しに必死だ。直接対決で3勝2敗1分けと唯一勝ち越しているのは虎。勝っていれば、巨人とのゲーム差は「2・5」だった。
「ホームグラウンドやからね」
指揮官は、同じセリフを2度繰り返し、ミスのオンパレードで敗れたことへの怒りをにじませた。明らかな自滅-。こんな負け方をしていれば、巨人を追撃なんて無理だ。 (阿部 祐亮)
(紙面から)