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一章 ツィーゲ立志編
悪、党?
ハザルの失言の所為で色々根掘り~葉堀り~で聞かれましたが笑顔で流し、後日また改めてお礼を、といわれながら屋敷を後にしたライドウこと真です。

当然帰り道で三発ほどぽこっと☆ハザル君を折檻し、大袈裟にふらふらしやがった彼に夕食を奢らせる事を確約させまして。

ええ、せめて夕食を、とレンブラント邸で言われましたけどね。丁重に(このハザル君への嫌がらせの為に)お断りしましてね。

くっそー、あまりのポンコツぶりに名前覚えてしまったわ!

家族の命の恩人のお願いだ、多分レンブラントさんも彼に仕える執事であるモリスさんも従者のレベル云々については他言しまい。

まだ日も高かったので彼とは一旦別れた。

次いで澪と巴の二人を緊急で呼び出し、どの程度の目くらましになるかはわからなかったけど冒険者の登録をさせる前に商人ギルドに顔をだすことにした。

のだけど。

「死ね」

言葉より明らかに早く足元に魔方陣っぽい何かの円形模様が出現した。しかも僕と巴の下にだけ。何で澪は狙わないんだよ。

当然といえば当然なんだが僕は得体の知れないモノは食らいたくない。

よって陣が現れるのと声がする間に僕は飛びのいてそれをかわした。幸いにも追尾機能はついていないようだ。

しかし巴は悠然と陣の下に立ち止まったままだ。……何故?

魔方陣の展開に詠唱を感じなかったのだが、僕の知らない術式があるんだろうか。詠唱前の術の痕跡を隠すような技術。知りたいな。

声の主の合図で結構離れた場所にいる灰色のローブを纏った人物が何やら手を複雑に動かす。手で詠唱とかできるんかな。合図と目配せから相手の位置が追えるなんて、僕も腕を上げたもんだね。

とにかくローブの人物の所作は予想通り起動を示すものであったようで、僕の足元(だった場所)と巴の足元から、離れていても熱気を強く感じる火柱が巻きあがった。

明らかに強い火力が巴の身を焼かんと結構な高さにまで柱を押し上げる!

「ふんっ」

左手を前方に打ち払うように薙ぐと巴を包む火は一瞬で散じた。やれやれ、試したのか威力を。好戦的な姐さんだよ、まったく。

「素直によけなさいよ、お前はまったく」

「いやいや、刺客の力量を見極めませんとな。お呼び頂いてすぐこのような流れになるとは愉快愉快。流石は若。儂の願いを良く存じて頂けている様で」

助けた帰りに襲われる。確かにパターンだけど。

襲撃者は……一人、二人、三人、よに、……おいおい、レンブラント邸からしばらくは人気がないからって多すぎじゃね?

目で把握出来るのは二人。死ねとか物騒な台詞吐いた痩せっこけた男と、林の切れ目から見えたローブの人。

しかし界を広げて確かめた結果、息を潜めたのがいるわいるわ。合計すると二十人近くいるんじゃないの、これ。

うーん、レンブラントさん絡みか?それとも、僕か?

でも恨まれる覚えなんてなあ。蜃の門前で倒した魔族の身内は僕のこと知らないだろうし、絶野のベースからツィーゲについた生き残りはいないはずだし。

ふむ。わからん。

レンブラントさん関係ならフルボッコ確定、黒幕かどうかは別にして悪事の代償は払ってもらうことにしよう。見るからにクールな印象の痩せ男だけど、多分この世界では平均的なチンピラだろう。

ペラペラ口上垂れる二流以下のお人と見た。

「避けたか。それに無傷とは。ち、あの黒いの以外も腕が立つか」

澪の強さを知っている、か。

「なぁそこの黒い姐さん、悪いがちいと黙ってみていちゃくれねえか?あんたに手は出さねえと約束するが?」

僕らの無言に男は言葉を続ける。その口ぶりにまだ焦りや狼狽は無い。すると、澪の戦いをどっかで見たか聞いたかしただけの前情報しかないか?

僕は気取られないように澪に提案に乗るように意思を伝える。隣に巴も居て、尚且つ僕からの頼みということで彼女は不満な表情をすることもなく察してくれた。

「……無料タダで、かしら?」

「話がわかる。いや金貨10枚でどうだい?」

「いいわ、今回は見てないことにしますわ」

「澪、貴様!」

巴が怒りを露わに澪に掴みかかろうとする。勿論演技だけど。何せさっきから彼女の楽しげな感情がこちらにだだ漏れなのです。

ひらりと巴の腕を空振りさせ、澪は僕らから距離をとって第三者の態度をとった。

「悪いねえ、金はすぐに渡そうか?」

「後で結構ですわ。それより、やられないようにして下さいませ。取りはぐれは御免ですもの」

「違いねえ。良い性格した姐さんだ。悪いなお前ら、これも世の中ってもんよ」

男は一頻り笑うと僕ら二人に向き直った。それなりの高レベルなのか余裕がまだ消えない。

雑魚であることは確定してるけどな。本当に強者なら巴と澪を見て何かは感じるはずだし。強さを感じ取る野生や直感は持ち合わせていないらしい。

「……」

「貴様ら風情、儂だけで十分よ!」

沈黙を守る僕と、意気揚々と言い放つ巴。

それを合図にかぞろぞろ団体さんもお見えになった。遠間から構える連中もいた。魔術師か弓使いか。この混戦になりそうな状況でどう立ち回る気か楽しみだな。

「レンブラントなんぞに関わらなければ、死なずに済んだのによ!やれっ!」

フルボッコ確定。

構図は袋叩きだけど形勢が有利すぎるせいか思い思いの凶器を持ち出す皆さんを見ても正直怖くない。全開で防御すれば剣が折れそうな防御力のおかげもある。

だが巴が動かない。いなしたり流したりするだけで攻勢に出る雰囲気が無い。

「おい、巴。さっさと働きなさいよ!」

「しかし、若。やはり合図がありませんと」

僕らの中で唯一ソレとわかる武器をもってるくせに抜きもせず意味不明なことを口走る僕の下僕。

合図とはなんぞや?

口に出していうのは興が削がれるのか、巴は念話でしかもひそひそと僕に意思を伝えてくる。

曰く。

ほら、若、あれです。こらしめてやりなさいというヤツです。やはり初めの開戦の狼煙はアレでないといけません。儂、心待ちですぞ?

危うく、相手の攻撃を避けそこないました。

出来るだけオーバーに実力を悟られないように回避しながらだったのに不意に細かく一発よけちゃいましたよ。

「と、巴さん」

「はいっ!」

「懲らしめてやりなさい……」

「はいっ!!!」

テンション下がるわ~。恥ずかしいわ~。懲らしめてやりなさい!とか言える日がいずれは来ちゃうのかね、この分だと。

「ぶぎゃっ!」

返事と同時に巴は脇から短剣で刺突しにきた盗人風の男に裏拳を一撃。十分に手加減が出来ていたらしく気持ちよく吹っ飛んでいった。

全力なら頭パーン!ってなってただろう。上手いぞ、巴。

殴って蹴って投げ飛ばして近づいてくる奴は自分にだろうと僕にだろうとお構いなしに迎撃していく巴。

やれやれ、ノリにノッてるな。格さんとか言ってるだけあって本当に無手でやってるし。

ん。僕も流石に何もしないわけにはいかないか。巴からは多少距離が開いた所で片手剣を正面に構えた女性が僕を見据えている。

来る!

想像と寸分も変わらないタイミングで彼女が僕に向かって突っ込んできた。変わった剣だな。先端は突きやすいようにか両側が刃になっているけど、そこ以外は刃は片側にしか無い。

西洋の剣が主体のこの世界、両刃の剣が主流なのでこんな変則的な片刃の剣は珍しい。きっさき両刃造に近いかな。

大体褐色の肌が健康的で筋肉なんて盛り上がっている御仁だ。急所だろうに腹部はシックス・パックに割れてその筋肉美を衆目にさらしている。大剣とか斧を使った方がいいんじゃないの、貴女。

じゃ首筋に手刀一撃とかやってみちゃおっかな~とか思っていると僕と彼女の間に影。

おいおい巴。どんだけやりたいんだよ。

いや視線が武器にいってる。

なんだ、もしかしてあの武器に興味があるのか?弁慶属性もあるのかお前。それは造りだけは似てるけど子烏丸じゃないぞ?

まあ、守ってくれるというのならそれで良い。また避けてほいほいっと。

案の定というかフレンドリファイアが怖いのか遠距離攻撃班は大した攻撃も出来ていない。そして近接で襲ってくる連中も僕と巴の位置取りに同士討ちを恐れて精々二人ずつ襲うのが目いっぱい。

たかが二人を円になって囲んでおいて逆に動きをコントロールされるなんて低レベルな……。

その中でも彼女はまともな方だと思う。こちらのタイミングを崩して僕を狙おうとしたんだから。

巴と一合かわすかと思いもした、んだが。

「その服、どうなってんだよ……」

剣の一撃が上段から袈裟に繰り出された。

あろうことか巴はその一撃にカウンターで回し蹴りを側頭部に決めた。どうしたら男物とはいえ着物でそんなキックでるのさ!

しかも何だその綺麗なフォーム。空手の極意でも教えてくれるのか!

「っ!」

筋骨隆々とした健康的な美人さんはニヤリと巴に笑ったように破顔し、黒目を上にフェードアウトさせるとそのままストンっと膝をついてぶっ倒れた。首か頭かは知らないけどクリーンヒットしたんだ。無理も無い。

「ようやく峰打ち用の武器ゲットじゃ!」

それが狙いかよ!? 嘘でも若大丈夫ですかとか言ってよ!

チャキ。

しっかり峰打ちに持ち替えると。

グシャッ

ドゴン!

メキシャァァ

「あぎゃーーーーー!!」

「ひぃぃぃぃぃいい!」

「ひでぶ!」

最後のヤツ、洒落がわかってんな。所々死んだほうが楽な痛がり方してるけど一応死んでないな。

肩口とかめりこんでたり。骨は砕けてるね。人間の肩はあんなにぐんにゃりしないもの。

およそうちの巴の速度、太刀行きについていける者は居らず。

ってか、こいつ、随分と剣の扱いに慣れてきてやがるな。隠れて修行とかしてたか?……色々用事を頼んでるのに随分と余裕があるね。後でOHANASIしよう。

「ぎゃっ!」

「あう!」

「あじゃぱ!」

うんん、また最後のヤツ良い感じ。

林から聞こえる悲鳴は巴が笑いながら峰打ちを楽しんでいる最中に棍棒やら槍やら落ちている武器を投げつけたのがヒットした証だ。

木の枝が薙ぎ倒されて当たってるから、もしかすると手や足が飛んでるかもな。見ずに済むのは幸いだね。

「お、お前ら…」

ようやく大物ぶった痩せ男の顔に焦りが見える。

首領格の彼ともう一人の術者は僕らから僅かに距離を取ると合流してそれだけを口にした。

「なんじゃ、もう終いか?」

「……」

僕、そういえば一言も話してないな。書いてもいないや。

文系少女ならぬ文系少年だから心の中では饒舌ってことで良いか。うむ、沈黙は金である。

「あ、姐さん。あんたこっちについたじゃねえか!加勢頼むぜ!」

澪に加勢を願う男。うっわ、かっこ悪い!

「ヤですわ」

「金がいらねえのかよ!?」

「別に生きてる貴方からもらっても死んだ貴方の懐からもらっても私は構わないもの」

『げえっ!?』

ローブの男の声もはもった。そうか、どっちも男か。

「オレを誰だと思っていやがる!ツィーゲのナンバーワン冒険者、ランクSにしてレベル201!ライム=ラテ様だぞ!」

何か相性良くなさそうな名前だね。ライムラテってキモ。

カフェラテとかライムソーダとかにしとけよ、想像しちゃうだろ。

だが、ツィーゲナンバーワンねえ。

絶野の時も事後報告で聞いたけど。

あれか?ギルドの地区ナンバーワンってのは馬鹿で悪人しかおらんのか?

もう一人はこの後に及んでだんまり。多分逃げる算段でもしてるんじゃないのかな。手が震えてるもんな。

「い、位階におわす八足の神馬に願い、こ、乞う。我をきずあとの在りし場へとはこ」

え、共通語で詠唱?そんなことも出来るのか?

「てめえ!逃げる気か!」

「転移の術式のようです、若」

「あいよ~」

あ、初めて喋ったかも。

とろとろ詠唱してる彼のとこに突進して。

「わーんぱーんち!」

説明しよう、わんぱんちとは。

外見上は派手に相手が吹っ飛ぶ高威力のパンチだが、その実滅茶苦茶に痛いだけで致命傷にはならないように微妙に手心を加えられた非殺傷必殺技である。

すさまじく高度な魔力コントロールと体技を同時に繰り出す技なのだ。元々は亜空での修練の最中、大事な住人の生命を慮った真が生み出した訓練用の慈愛の技で、名の由来は訓練に参加した戦士有志が恐怖と怨念(あれ?)をこめて生命力が1だけ残る拳、つまりはワンパンチと恐れたことから。【以上情報通より】

「たま、へ?ぶっぎゅるるるうるろぁぁぁぁぁ!」

背中から煙が出そうなくらい地面に摩り下ろされて吹っ飛んでいくローブ。その後はピクリとも動かない。

「お見事!」

「……(ポカーン)」

痩せ男は大口を開けたまま、痙攣さえしてない相棒だろうローブを目を点にして見ていた。

「残るは貴様だけじゃ、神妙にいたせ!」

「ざっけんじゃねえ!」

「ほっ!」

「なっ!」

「てい」

「うそおおおおおおおおおお!?」

「ほりゃ」

「くっ!?は、鼻血がっ!舐めやがっ」

「せいっ」

「へっ?俺、空、あれ?」

「ふんっ」

「ひ!……な、何でもするから助けて!」

ええっと。

巴の言葉に我に返って逆上した男が巴に対して短剣を抜き放って斬りかかり、巴は剣を持ってない手で片手でその攻撃を真剣白羽取しました。

んで軽い一声でポキリと短剣をへし折り。そのままその手で男の顔にジャブ。

尚も抵抗しようとする男を大外狩りよろしく投げ飛ばし。

仰向けで転がる男の真横に奪って使ってた剣を突き刺して男投了。って感じでした。

よ、弱すぎるやろ~!

「若、お聞きになりたいことはおありですかな?」

[なぜ襲ったか]

「も、文字?い、いや別におかしくねえ!何でもないっす!理由、そう理由っすよね!?」

巴の怒気を察したのか男は生じた疑問を瞬時に飲み込むと僕の質問に答えだした。

彼曰く。

レンブラント商会の拡大で冒険者の扱う低レベルな運搬依頼や採集依頼が激減したそうな。

力のある者からすれば小遣い稼ぎが減った、程度の事でしかなかったが力の無い冒険者グループからするとそれは命がけの事態だったようで。

……荒野に出るでもなく街からも碌に離れられない冒険者って一体。もう引退して別の仕事探したほうが良いんじゃないの?こういっちゃなんだけど依頼が無ければ自分たちで魔物でも何でも狩って稼ぐ程度のことが出来て初めて冒険者のような気がするんだが。

そんで何人か足を洗ったり他の街に移る奴が出始め、やがて冬がきて死人もでたそうだ。超がつくほど自己責任のような気もする。キリギリスじゃねえんだからよ。

それで春がきて復讐を考え、計画し、実行されたようだ。それにしても復讐が呪いの病って、く、暗すぎる。

彼らからすると正義の鉄槌、仕事人、みたいな気持ちもあったようで。だからこそ、氏に捕まった術師も最後まで口を割らなかったのか。

ある意味で不特定多数の冒険者からの恨みとなると。

ルビーアイの瞳の依頼も思うように遂行されないわけだな。僕は依頼を受けた段からマークされていたわけですな。

復讐の実行者として一肌脱いで襲撃にも加わったのが、この、ツィーゲのトップランカーであるライムってわけか。

何だかなあ。

[しかしお前ら、あんな呪いをかけること自体、良心が痛みはしないのか]

「あんな呪いって……たかだか数年眠りこけるだけの眠呪じゃねえですか。途中で解けないようにごっつい術式をつかったとは聞きやしたけど」

あ?

[何を言っている。レンブラント氏の身内に掛けられたのは確実に死に至るレベル8の呪病だったぞ]

「へ?」

「とぼけるか貴様」

巴が突き立ててあった剣を横に倒そうと手に掛ける。

「う、嘘なんて言いやせん!」

本気の顔色だな。巴に記憶を見れるか目配せをする。頷く彼女の様子を大人しく見守る。

「殺す、だなんて!ただ俺らはレンブラントの奴に冒険者が育つ場を奪うと痛い目見るって教えたかっただけなんす!」

「若、嘘は申してないようです」

記憶、見れたみたいだな。ならもう聞くこともないか。

やれやれ、どこで話が狂ったんだかね。多少の誤解はあったようだから、(多分)誰も死んでないだろうこの状況は好ましい、か?

一話完結、とはいかなかったけど一先ずはこれで一件落着だな。

[わかった、もう良い]

「見逃してもらえるんで?」

[そうだ、連中の治療でもしてやると良い]

仮面してるんだから品定めするように見ても真意など見て取れるものでもないだろうに。

「へへへ!すまねえ!」

がし。

だが起き上がった彼は、その手を即刻掴まれた。

「な、何か?黒い姐さん」

掴んだのはいつの間に傍らに戻ったのか澪だった。

「お金」

「あ、ああお金っすね。わかりやしたっと、あれえ?」

澪を財布らしい袋を取り出した男の手から袋を奪うと中のお金を全て掌に出してしまった。

金貨10枚とかいってたはずだけどな。

「ありゃ、一体こりゃどういうことで……」

「はい」

空の袋を男に返す澪。

「ややややや!そりゃ取りすぎっすよ、姐さん!?」

「利子」

「り、りし?」

「そう、利子」

「……んな無茶な」

まったくだ。

「り・し!」

「は、はい。結構です」

目力で恐喝した。澪、恐ろしい子。しかしこのライム君ちょっと哀れだ。コトの背景は別に調べるとして少しは援助してあげよう。

[連れが折った短剣はそれなりの業物のようだった。後日相応の侘びを持っていくから許して欲しい]

「え、相応?」

魔法付与のかかった剣には間違いない。折れて地に転がる短剣を拾うと彼の言葉に肯定の首肯を返す。

[ライドウの名でギルドに言付をしておこう。すまなかった。では僕たちはこれで失礼する]

「あ、若様そんなことなさらなくても~」

「若、お待ちくだされ~」

何やら澪を見習ったのか呻いている連中の懐を探り出した巴を諌める意味も込めて僕は早足にその場を去った。

ったく、それやったらただの追い剥ぎでしょうよ!
戦闘シーンとか難しいんだって。

ご意見ご感想お待ちしてます。返信が遅れることはありますが、お返事は書かせていただきます。
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