抜き加工部門

精密抜き加工

公差±0.05mmの精度例えば、両面粘着素材のシートを「スタンダード」に「コンスタント」公差±0.05mmの精度で抜き加工する技術が私どもにはあります。しかしそれは、お客様のニーズにお応えしようとした中で、たまたま生まれたものに過ぎず、最も大切なことは、その開発技術をこれからも惜しみなく、お客様に安定して、確実にご提供し続けることだと思っております。
「お客様と共に成長する企業」これが私どものモットーのひとつです。

仕事の流れ

打合

条件、仕様などの打ち合わせを行います。お客様のニーズに出来る限りお応えします。

設計

部材の性質やお客様の目的に応じて、型抜きの方法を選定、検討します。

検証

レシプロ機、ロータリー機等、実際の機械を使いながら、品物の修正、検証を行います。

試作

方法、仕様が確定したら、試作品を作成します。お客様から試作品の検査承認を受けた段階で次の工程に進みます。

生産

試作品の品質および検証などを経て、量産体制に入ります。併せて検査成績表も作成致します。

出荷

品質と納期を遵守し、検査成績表と共にお客様に納品致します。

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加工事例

あるユーザ様からのご依頼ケース

  • ある防水対応機器の湾曲した部品両面テープで張り合わせをしたい。
  • この機器は、月に4万〜5万個の生産を予定している。
  • 貼り合わせは1つ1つ手作業となるが、部品の形状から専用治具ないため、両面テープに背割れを入れてほしい。背割れの位置の公差±0.75mm

この3つの課題から見えてきたものは、以下の通り

  • ⇒ 防水用の両面テープを使用することになるが、粘着力が非常に強く、のりは軟らかく、加工がしにくい特性がある。
  • ⇒ こちらも決められた納期で大量生産をしなければならい。
  • ⇒ はく離紙が一部だけ剥がれるように両面に「背割れ」加工をするが、公差±0.75mmをコンスタントに出さなければならない。

私どもは今回、このようにクリアしました!

背ワレ加工

公差±0.75mmの精度と後工程の作業効率化を図るため、まずは両面テープのロール1本丸々、背割れ加工を施しました!!

背ワレ加工

背ワレ加工背ワレ加工

背ワレ加工

これが当社の「ノウハウをカタチに」です。

確かに穴もやぶれもありません!!

下の写真が最終的な製品のカタチです。背割れ加工が表面、裏面ともに施してあります。また、内マドから背割れ部分まので長さの公差±0.75mmはすべてクリアできました!

背ワレ加工背ワレ加工 背ワレ加工背ワレ加工

当社の両面テープ上下はく離紙背割れ加工技術

片面セパレーター付の両面テープに、ロールToロール背割れ加工(裏スリ)をし、背割れ入りのロールに仕上げる。そして、両面テープの基材の方は残して、セパレーター側の紙やフィルムの方だけにスリットを入れて、セパレーターを剥がしやすくします。

最大幅135mmの材料まで加工することができます。

セパレーターを簡単に剥がすための作業効率を重視した設計や精度よく貼り付けたいなどなど、あらゆるニーズ、様々な仕様に対応致します。お気軽にお問い合わせください。

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複合加工技術

主な加工品をご紹介いたします。

両面テープ台紙背割れ加工
抜き加工

両面テープ台紙背割れ加工

精密抜き加工
(公差±0.05mm)

精密抜き加工

接着テープ両面サンド
貼り合わせ加工

接着テープ両面サンド

両面テープ複合抜き加工

両面テープ複合抜き加工

折り曲げ抜き加工

折り曲げ+抜き加工

フィルムテープ複合抜き加工

フィルムテープ複合抜き加工

EPDMシート抜き加工

EPDMシート抜き加工


アセンブル

受注

製造

納品

受注から納品までお任せ下さい。

加工の難しい両面粘着シートを含む電子部品の材料の手配から、抜き加工組み立て納品まで、一手にお引き受けいたします。 一貫して弊社にて行いますので、お客様での材料の在庫管理や製造工程の管理などのご負担は大幅に軽減されることと思います。
また、弊社には独自の抜き方法はもちろん、独自に開発した組み立て方法があります。(特許出願中)
この考案はお客様のニーズから端を発した私どもの「ものづくり精神の結晶」であります。これからもお客様のため、社会のために私どもは飽くなき挑戦をしてまいります。

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