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東通原発 断層8地点追加調査 規制委に計画変更報告
東北電力は26日、東通原発(青森県東通村)の敷地内断層について、2月から実施している追加調査の計画変更を原子力規制委員会に報告した。断層の活動性の有無を確認するため、新たに8地点でボーリングや試掘を実施する。結果は12月までに公表する。 規制委の調査団が「活断層の疑いがある」と指摘したのを受けた措置。5地点で断層と地形変化の関連性を調査するほか、3地点では小規模な断層の分布状況、地質性状を確認する。 東北電は断層について「地下の深い場所が岩石化しており、500万年前から活動性はない」として、調査団の見解を否定している。同社は「追加調査で集めた科学的データに基づき、規制委の専門家と議論を続けたい」としている。
2013年04月27日土曜日
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