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現代美術館の企画展始まる
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坂戸館長(前列左)、小山田市長(同2人目)とオープニングセレモニーで記念撮影した出品作家たち |
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十和田市現代美術館開館5周年を記念した企画展「flowers(フラワーズ)」が27日から、同美術館で始まった。弘前市出身の奈良美智さんら国内外のアーティストが造形や映像などの手法を使いながら個性あふれる「花」を表現、来館者を楽しませている。同展は9月8日まで。
同展への参加作家は青山悟さん、安斉研究所、大庭大介さん、大巻伸嗣さん、草間彌生さん、工藤麻紀子さん(五所川原市出身)、須田悦弘さん、高橋匡太さん、チェ・ジョンファさん、チームラボ、蜷川実花さん、藤森八十郎さん、山本修路さん。
奈良さんは「小頭花瓶」と題し、少女の顔の花瓶を出品。工藤さんは同美術館を下見した上で、中庭の芝生の緑に映えるよう意識して作品を描いたという。高橋さんの作品は市民から借りた古い写真を映像化し、光を使って鮮やかな変化を見せている。また、中心商店街にも作品を展示している。
オープニングセレモニーには参加作家らが出席、坂戸勝館長、小山田久市長があいさつを述べた。坂戸館長は「例えば須田さんの小さくて魅力的な花の彫刻は、美術館常設展のどこかに展示してあります。それを探してみるなど、作品にまつわるストーリーも楽しんでもらいたい」と話す。
企画展と常設展のセット券は一般千円。期間中の4月28日、5月3〜5日、8月9、10日は開館時間を午後7時まで延長する。問い合わせは同美術館(電話0176-20-1127)。
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