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八甲田丸舞台に今年も市民劇
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市民劇「私と空と八甲田丸」の制作発表で意気込みを語る出演者の新田さん=八甲田丸車両甲板 |
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八甲田丸、今年も“出航”−。青森市の青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」車両甲板で10月13、14の両日、市民劇「私と空と八甲田丸」が上演される。昨年好評だった市民劇「八甲田丸の1700万人」に続く第2弾。昨年同様、出演者を一般公募するほか、八甲田丸や青函連絡船に関する思い出コメントを募集し、脚本に反映させる。
市民劇を共催する同市のNPO法人「あおもりみなとクラブ」と市が29日、同車両甲板で制作発表を行った。
昨年の市民劇には、オーディションで選ばれた市民15人を含む12歳から85歳までの48人が出演。連絡船に乗り合わせた人々や船員の人間模様を描いた。昨年に引き続き作・演出を手掛ける同市の劇団「渡辺源四郎商店」主宰で劇作家の畑澤聖悟さんは「今年は、函館から青森に来るという視点を加えたい。北へ北へだけでなく、北から南へ向かう時のドラマにも光を当て、連絡船が果たしてきた役割を立体的に浮かび上がらせたい」と話した。
また、昨年も出演した元八甲田丸機関長の葛西鎌司さん(68)=平川市=をはじめ、元青函連絡船大雪丸船長の北山榮雄さん(76)=函館市=、同事務長の新田稔さん(76)=同=ら出演が決まっている4人があいさつ。昨年の市民劇を見て感激したという新田さんは「(事務長として)自分が経験した事柄を実感を込めて表現したい」と意気込みを語った。
出演希望者は6月1日までに申し込む。思い出コメントは7月31日まではがき・封書・電子メールで受け付ける。いずれも5月初旬から募集を開始する。申し込み・問い合わせは市交通政策課(電話017-761-4182)へ。メールアドレスはhakkoudamaru50@gmail.com
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