0.28g BB弾は、流速 or 競技用の特殊弾です
お客様からこのようなお叱りをいただきました。
ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません。それぞれ、解説させていただきます。
「0.28gで銃が壊れた」
これは「BB弾が詰まってピスクラした」ということだと思いますが、その原因はホップを強くかけすぎたからだと推測されます。この前のMOD24流速SPの集弾性テストや、流速チューン理論でも書いていますが、日本の初速規制ではノーマルチューンは重量弾に有効なホップ回転をかけられません。
ノーマルチューンの場合、ホップをいくら強くしてもほとんどの機種で0.28gを浮きあがせることは出来ないのです。ノーマルチューンで0.28gを使って「あれ、ホップが効かなくて飛ばないな…」といって、ホップ調整をどんどんを強くしていくと、チャンバーにもよりますが、最後はホップの突出が多くなりすぎてBB弾が詰まることがあります。
(※東京マルイだとホップ調整を最強にしてもホップの突出量はBB弾が詰まるほどまでは多くありませんが、海外製だと製品によってはホップが極端に多く突出するのもあります。(ホップの突出が少なくても強力な回転を掛けられるのが、面ホップです)。また、材質が柔らかいホップパッキンより、硬い材質のホップパッキンのほうがホップは強くかかりますが、強くかかるだけに弾が詰まりやすく、そして、わずかな調整でもシビアに変化し適正ホップの調整範囲は狭くなります。海外製の電動ガンはフルパワーで重量弾を使うことが前提で作られているので、東京マルイよりも硬いパッキンを使っており、ホップ調整は基本的にシビアで詰まりやすくなっています。なので、日本の初速規制でのノーマルチューンには、柔らかい材質の東京マルイ純正ホップパッキンが適しており、逆に、強力なホップ回転をかけるための流速チューン専用であるBATON airsoft 流速 面ホップアップパッキンセットは硬い材質のゴムで製造しています)
BB弾が詰まると、それがエアブレーキになってピストンが前進しきらず、詰まったままフルオートで撃ち続けると、ピストンとセクターギヤの動きが合わなくなり、ピスクラ、もしくは一番弱いギヤのスパーギヤが壊れます。
<日本の初速規制でのノーマルチューンには0.28gは重すぎるのです。なので、0.28gは、重量弾に有効なホップ回転を与えられる流速チューンか、もしくは、飛距離を気にしない(=ホップを気にしない)シューティング用と考えていただければ幸いです。
サバゲで電動ガンを使う場合、BB弾の重さは、
0.20g:ノーマルチューンの電動ガンでもっとも飛距離が出るので(遠距離での集弾性は期待出来ませんが)、ノーマルチューンの電動ガンでサバゲをする場合、通常は0.20gをお勧めします。
0.25g:ノーマルチューンでも機種によっては0.25gでも有効なホップがかかるものもあります。その機種との相性や、ノーマルチューンでも飛距離よりも集弾性を重視する場合は0.25gが有効です。
流速チューン:0.25gか0.28gをお勧めします。流速チューンはある程度ホップを強く掛けないと弾道が安定しないため、0.20gの適正ホップではホップの強さが不足の場合もありますので、0.20gはお勧めしません。
当店は電動ガン(≒サバイバルゲーム)の専門店であり、シューティングは門外漢なのですが、PMCで拝見したところ、石井建夫さんもBATON airsoft バイオBB弾0.28gを愛用していただいておりました。PMCで0.28gを使うのは、集弾性もさることながら、プレートを倒す打撃力を重視しているためとのことです。
「0.28gで弾上がりが悪い」
これは、ICS バイオBB弾でもそうだったのですが、バイオBB弾では弾の重量が重くなるほど材質が粘りのあるものとなり、弾上がりが悪くなります。BATON airsoft バイオBB弾のページで弾上がりのテストしているのは、動画撮影のときまだ0.28gがなかったため、0.20gと0.25gだけで、注意書きに「※0.28gは、素材の関係で0.20g/0.25gほど弾上がりが良くはありません。0.28gですとマガジンによってはひっかかりますので(特にダブルカラムのスプリングマガジンは弾上がりが悪い傾向にあります)、相性の悪いマガジンの場合は、多弾数マガジンを使うか、0.20g/0.25gをご選択いただければ幸いです。」と記載させていただいております。
ただ、これもマガジンそれぞれとの相性があるようで、前述の石井建夫さんは、ハイキャパのマガジンでBATON airsoft バイオBB弾0.28gでなんら問題ないそうです。デイヴ金子のハイキャパマガジンは6本中2本が良くないが、4本は大丈夫で0.28gを使っているとのことです。自分は、MEUのマガジンに0.28gの相性が良くなかったので0.25gを使っています。
繰り返しになりますが、上記をふまえ、基本的に0.28gは流速チューンかシューティングに使う特殊弾とお考えいただき、通常は0.20gか0.25gをご選択いただければトラブルも少なくご使用出来るとは思います。
BATON airsoft バイオBB弾0.28gを使ったら銃が壊れた
BATON airsoft バイオBB弾0.28gの弾上がりが悪い
BATON airsoft バイオBB弾0.28gの弾上がりが悪い
ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません。それぞれ、解説させていただきます。
「0.28gで銃が壊れた」
これは「BB弾が詰まってピスクラした」ということだと思いますが、その原因はホップを強くかけすぎたからだと推測されます。この前のMOD24流速SPの集弾性テストや、流速チューン理論でも書いていますが、日本の初速規制ではノーマルチューンは重量弾に有効なホップ回転をかけられません。
ノーマルチューンの場合、ホップをいくら強くしてもほとんどの機種で0.28gを浮きあがせることは出来ないのです。ノーマルチューンで0.28gを使って「あれ、ホップが効かなくて飛ばないな…」といって、ホップ調整をどんどんを強くしていくと、チャンバーにもよりますが、最後はホップの突出が多くなりすぎてBB弾が詰まることがあります。
(※東京マルイだとホップ調整を最強にしてもホップの突出量はBB弾が詰まるほどまでは多くありませんが、海外製だと製品によってはホップが極端に多く突出するのもあります。(ホップの突出が少なくても強力な回転を掛けられるのが、面ホップです)。また、材質が柔らかいホップパッキンより、硬い材質のホップパッキンのほうがホップは強くかかりますが、強くかかるだけに弾が詰まりやすく、そして、わずかな調整でもシビアに変化し適正ホップの調整範囲は狭くなります。海外製の電動ガンはフルパワーで重量弾を使うことが前提で作られているので、東京マルイよりも硬いパッキンを使っており、ホップ調整は基本的にシビアで詰まりやすくなっています。なので、日本の初速規制でのノーマルチューンには、柔らかい材質の東京マルイ純正ホップパッキンが適しており、逆に、強力なホップ回転をかけるための流速チューン専用であるBATON airsoft 流速 面ホップアップパッキンセットは硬い材質のゴムで製造しています)
BB弾が詰まると、それがエアブレーキになってピストンが前進しきらず、詰まったままフルオートで撃ち続けると、ピストンとセクターギヤの動きが合わなくなり、ピスクラ、もしくは一番弱いギヤのスパーギヤが壊れます。
<日本の初速規制でのノーマルチューンには0.28gは重すぎるのです。なので、0.28gは、重量弾に有効なホップ回転を与えられる流速チューンか、もしくは、飛距離を気にしない(=ホップを気にしない)シューティング用と考えていただければ幸いです。
サバゲで電動ガンを使う場合、BB弾の重さは、
0.20g:ノーマルチューンの電動ガンでもっとも飛距離が出るので(遠距離での集弾性は期待出来ませんが)、ノーマルチューンの電動ガンでサバゲをする場合、通常は0.20gをお勧めします。
0.25g:ノーマルチューンでも機種によっては0.25gでも有効なホップがかかるものもあります。その機種との相性や、ノーマルチューンでも飛距離よりも集弾性を重視する場合は0.25gが有効です。
流速チューン:0.25gか0.28gをお勧めします。流速チューンはある程度ホップを強く掛けないと弾道が安定しないため、0.20gの適正ホップではホップの強さが不足の場合もありますので、0.20gはお勧めしません。
当店は電動ガン(≒サバイバルゲーム)の専門店であり、シューティングは門外漢なのですが、PMCで拝見したところ、石井建夫さんもBATON airsoft バイオBB弾0.28gを愛用していただいておりました。PMCで0.28gを使うのは、集弾性もさることながら、プレートを倒す打撃力を重視しているためとのことです。
「0.28gで弾上がりが悪い」
これは、ICS バイオBB弾でもそうだったのですが、バイオBB弾では弾の重量が重くなるほど材質が粘りのあるものとなり、弾上がりが悪くなります。BATON airsoft バイオBB弾のページで弾上がりのテストしているのは、動画撮影のときまだ0.28gがなかったため、0.20gと0.25gだけで、注意書きに「※0.28gは、素材の関係で0.20g/0.25gほど弾上がりが良くはありません。0.28gですとマガジンによってはひっかかりますので(特にダブルカラムのスプリングマガジンは弾上がりが悪い傾向にあります)、相性の悪いマガジンの場合は、多弾数マガジンを使うか、0.20g/0.25gをご選択いただければ幸いです。」と記載させていただいております。
ただ、これもマガジンそれぞれとの相性があるようで、前述の石井建夫さんは、ハイキャパのマガジンでBATON airsoft バイオBB弾0.28gでなんら問題ないそうです。デイヴ金子のハイキャパマガジンは6本中2本が良くないが、4本は大丈夫で0.28gを使っているとのことです。自分は、MEUのマガジンに0.28gの相性が良くなかったので0.25gを使っています。
繰り返しになりますが、上記をふまえ、基本的に0.28gは流速チューンかシューティングに使う特殊弾とお考えいただき、通常は0.20gか0.25gをご選択いただければトラブルも少なくご使用出来るとは思います。
恐れ入りますが、よろしくお願い致します。
この記事へのコメント
ここだけでなく、誌面で1ページ堂々とCMしていて上記のような文面は初めて見ました。
ACRのメカボ破損に至ったお客さまがちゃんと読まないから、理解してないからじゃないか!と感じられる文面です。
客商売の対応とは思えない言い訳的な文面に一ファンとして悲しくて仕方ありません。
そもそも0.28をノーマルで使うメリットが…シューターならともかくゲーマーでは…
社名ブランド出すと大変ですね…
ご不快に思われたなら、申しわけございません。0.28gの特殊性について説明しようとすると、これだけの文章量になってしまうので、商品ページでは注意喚起を書ききれないので、リンクを貼ってこちらで記載させて頂きました。
当店のチューニングでは流速チューンが主流なので、0.28gも扱っておりますが、0.28gは日本の初速規制下ではノーマルチューンには不適で、0.20gや0.25gをご使用いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
すみません、商品を売る以上、そのご説明を完全に記載していなかった当店にも問題があると思います。
なので、その理由を説明するとこうして言い訳がましくなりますが、今後、そのようなことが起きないようにここに記載させていただきました。
>ユーザー各位様
中華エアガンの特性、BB弾の特性、ホップシステムの特性、そういったことは当店がこれまで積み重ねてきた経験とデータでご説明できますので、ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。よろしくお願い致します。
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