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教育長日記子どものための富士見町史読書・研究ノート長野県教育史研究

若者から見限られる社会なんて悲しい

2013年03月15日
 若い世代の死因の1位が自殺というのは先進7か国で日本だけだという記事を読んで、悲しい思いがする。一度落ちたら二度とはい上がれそうもない社会への絶望からだろう。<若者から見限られる社会なんて悔しいではないか。>

 <幼いころからいじめられないようにキャラを作り、就活の前には履歴書に書けるボランティア探し回る。そうやって生きてきたあげく何十社も断られ、自分を丸ごと否定されたと思ってしまう。>

 転んでもかまわない。何度でもやり直しはきく。ただし、つらい時に支えてくれる人がいるはずだという心の杖があったればこそである。

 私たちは、正規か非正規か、大企業か中小企業か、都市部か地方かというような二者択一の呪縛から若者の価値観を解放してあげなければならない。親の価値観、学校教育が旧来の価値観から脱却できていないとも言える。それにしても企業は「儲け第一」だけでなく、若者の雇用形態についてもっと親身になっていただきたいと切に思う。
  ……今朝の朝日新聞社説を読んでの感想である。
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comment

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Re: No title

> では1日の13時でどうでしょうか?

大鹿 様
了解。

Re: No title

> 予定が流動的になりますが、来週の月曜(4/1)か金曜日(4/5)はどうですか?

1日、5日とも午後なら今のところ空いています。

Re: No title

まことに残念。当日は、朝8:45役発、中央道を長野へ。

> 3/29(金)は空いています。教育長の御都合の良い時間で結構ですので御連絡ください。

Re: 日本以上の学歴社会

大鹿さんのお力を無料塾に生かせない口惜しさを痛感します。
大鹿さんや香坂さんの個人レッスンは計画からはずす決定を既に教育委員会で決定しています。
そこで、なんとかお力をいただく方法を考えるとすれば、学校側と相談してみることになります。
それには、大鹿さんと直接お会いして相談させていただくことが必要不可欠です。
ご都合はいかがですか。
  小林洋文

Re: 日本以上の学歴社会

週明けに早速ミーティングします。中間報告はその日に差し上げます。結論も先延ばしはしません。
無料塾に深いご理解をいただきありがとうございます。

> 昨日、旅行から帰ってきました。シンガポールは新車で5500万円もする高級外車が今なら2年落ちで2300万円とお安いので、オーナーに連絡をください、というような高級自動車の売買の広告が新聞(Strait Times)の2面にわたってびっしりと掲載されていました。信じられないことにベンツのタクシーまでありました。物価も、コンビニでは日本よりも高いので購入を控えました。一人当たりGDPで日本をとっくに追い越した国の経済力,豊かさをまざまざと実感して帰国しました。
>
> シンガポールでは、ある程度の成績をとらなければ大学受験の資格そのものがなくなるそうです。また、こちらも同じ尺度で既に日本を追い抜いた台湾ですが、私立大学が雨後の竹の子のように乱立したために大学生の質が低下し、学歴社会は日本以上だということです。また、普段、家庭でも英語を使っているものの、総体的な英語の能力を身につけさせることとと、独立心を培わせるために子供をアメリカの大学に留学させたいのだが、自分達の頃と違って、現在のアメリカは以前よりもずっと学歴社会になっているのでColombia大学などIvyリーグに留学させるのは難しいかもしれないと知人が言っていました。
>
> シンガポール、台湾は既に日本を追い越した国々。アメリカは2008年のリーマンショック後に景気を回復させている国です。この3つの国に共通するのは日本よりも厳しい学歴社会ということです。
>
> シンガポールで会った日本人の投資家は、これからの日本は10%の人間が富の90%を支配するアメリカのようになるだろうと語っていました。
>
> 今の私には彼のような実感はまだありませんが、経済状況を考えるとこれからの日本は以前よりもずっと学歴社会になると思います。私が子供達の大学受験の手伝いをする理由もそこにあります。幸い、あるレベル以上の大学に受かった教え子は就職も我々と同じ頃の水準で入社しています。
>
> 経済的な理由で塾に通えない子供に学力向上の場を提供する無料塾の理念に共感したのは以上の理由からです。
>
> 受験という大切な時期にいる、恵まれない家庭の中学3年生に学歴を身につけるチャンスを与えるという意味で、無料で通年教えることを提案しました。
>
> 私の予定が埋まらないうちに御返答ください。
プロフィール
~「教育長日記」創刊の辞~
(2008/8/16)

小林 洋文

管理者:小林 洋文

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