《グランフロント大阪の開発は三菱地所、NTT都市開発など12社がタッグを組んだ超大型事業。施工は竹中工務店が大林組との企業共同体(JV)で担当した》
--グランフロント大阪の開発計画を振り返ると
「平成14年の『大阪駅北地区国際コンセプトコンペ』で佳作入賞したのがスタートだ。緑地面積を多くし、高層ビルを建てるという点は当時の応募作品と共通だ。大阪は東京に比べ、圧倒的に都心の緑地が少ない。提案に近い形で実現できた」
--グランフロント大阪で注目する施設は
「3千人収容のコンベンションホール(国際会議場)は人気を得るだろう。市内の他施設との競合を懸念する声もあるが、都市部に大型施設ができることで、大阪全体の催しが増えるはずだ」