学校と私:思い悩む日、救ってくれた親友−−歌手・矢島舞美さん

毎日新聞 2013年04月29日 東京朝刊

 ◇矢島舞美(やじま・まいみ)さん

 10歳の時、オーディションに合格して「モーニング娘。」などのバックダンサーを務めるアイドルになりました。応募者2万8000人で選ばれたのは15人。夢のようでした。3年後、いま所属している℃−ute(キュート)が誕生、リーダーを任されました。芸能活動も11年目です。

 小中学生の時は、事務所の方針で学業優先。メジャーデビューが決まった中学3年からは忙しくなりました。平日は放課後から午後9時まで、歌やダンスのレッスン。家や学校がある埼玉から都心のスタジオまで、母に車で送り迎えをしてもらう毎日でした。土日はイベントなどが目白押(めじろお)し。でも、学校と仕事の両立が大変だとは思いませんでした。「人を笑顔にできる、すてきな仕事だ」と感じていたし、先生も級友も応援してくれたからです。

 東京都内の高校に進学しましたが、ますます仕事が増え、2年生からは通信制に転校しました。ところが、3年の時、家族のように思っていた℃−uteのメンバーが相次いで2人辞めることに。残ったメンバーとささいなことで意見が衝突し、思い悩む日々が続きました。そしてある日、車の中で母に「爆発」しちゃったんです。「もうリーダーやりたくない」。大泣きしました。

 そんな時に私を支えてくれたのは、小学校からの親友2人です。誰にも言えない私の弱音(よわね)を聞いてくれました。そして、部活動で頑張っている様子などを伝えてくれました。それが励みになり、元気になれたと思います。

 その頃、大学に進学するかどうか迷っていました。通信制高の先生には今も感謝しています。わざわざ時間を割いて、私のスケジュールに合わせて論文の添削(てんさく)をしてくださったんですから。結局、不器用な自分の性格を考え仕事一本の道を選びましたが、後悔などしていません。

 心に置いている言葉は「努力夢現」。中学の校長先生から教わりました。努力は夢を現実にする。努力は無限にできる。二つの意味が込められています。私も絶えず努力して、まず夢を一つかなえたい。それは、秋に開く℃−ute初の日本武道館単独コンサートを成功させることです。【聞き手・伊藤一博】

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 ■人物略歴

 1992年生まれ。℃−uteは07年、日本レコード大賞最優秀新人賞。ダンス、歌唱力はアイドル界随一とも。最新シングルは「Crazy 完全な大人」。

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