FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 2巻

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。2 (ガガガ文庫)
(2011/07/20)
渡 航

商品詳細を見る

表紙は由比ヶ浜。

由比ヶ浜は本当に可愛いと思う。見た目以上に乙女で一途なんだよね。

そして楽しみだった2巻目。キャラクター視点でレビューしていこうかな。

まずゆきのんこと雪ノ下さん
「ええ、興味深く思ってるわ。幼児たちが愛も勇気も友達なんかじゃないと気づくのはいつなのかしらね」

「初めまして。雪ノ下雪乃です。比企谷くんの……。比企谷くんの何かしら……クラスメイトではないし、友達でもないし……誠に遺憾ながら、知り合い?」

「いえ、知り合いでいいのかしら。私、比企谷くんのこと名前くらいしか知らないのだけれど。より正確に言うのならば、それ以上のことを知りたくもないだけれど。それでも知り合いと呼ぶのかしら」



今回もゆきのん絶口調。ガハラさんとコンビ組むとヤバそう。

猫好きなんだね。「にゃー」といい八幡に指摘されて焦るゆきのんも可愛い。
そして兄弟がいそうな感じ。それも話を聞く限り仲の悪そうな。
ユキペディアさんなのにロッテンマイヤーさん知らないんだ…これがゆとりか。

今は正ヒロインになりつつもある由比ヶ浜。八幡よりむしろゆきのんとのフラグを立てていると感じるのは俺の気のせいだろうか…
「猫っていつの間にかいなくなっちゃうでしょ」
周りに合わせて表面上だけでも触れていようとしている由比ヶ浜にとってはきついんだろうね。
「猫」を「友達」に入れ替えると納得できる。基本優しくていい子だからね。
今回の事で八幡との関係がどう変わるかが楽しみ。

八幡の妹で可愛い小町ちゃん
典型的な妹キャラとは違ってかなり強かです。
でも八幡の敵に回ることはないんだろうな…と言っておけば小町的にポイント高かったり?
「小悪魔」と言う言葉が良く似合う。

とにかくイケメンな葉山くん
顔も良くて性格も良くて運動も出来て、進路見る限り頭もいい彼。
近年、「リア充」や「イケメン」の定義があいまいだけど間違いなく葉山くんはイケメン。
何と言うか「人の特徴」と「長所」としてとらえてるんだよね。ゆきのんと対照的だった。
「リア充でイケメンゆえの悩み」に左右されてた彼。なかなか面白い話だった。
「結衣も頑張れよ」のセリフから由比ヶ浜の八幡への想いを知っていると予想。意外と鋭いのかも。

今回注目された川崎さん
良い子じゃん。まさかスカラシップのネタをここで使うとは思わなかったけど。

婚期はまだ過ぎてない…はず、平塚先生。むしろ俺がもらいたいです。
川崎さんに精神的にフルボッコにされてたのは笑いを通り越して可哀想だったわ…八幡。もらってやれよ。
公務員だし意外とお似合いだと思う。

そしてこの作品の真のヒロイン・戸塚
「…嬉しい。初めて名前で呼んでくれたね」
なんでこいつは男の琴線に触れるのが上手いんだろう

そして八幡。今回もぼっち節…というか八幡節を見せてくれます。
なんというか、近年のラノベでここまで主人公に魅力を感じる作品も珍しい。
「希望職業」に「専業主夫」と書き、職場見学場を「自分の家」にするところやスカラシップとって親から予備校の学費をさらにせしめようというこれ以上ないくらいくらい根性曲りが八幡らしくていいね。

葉山くんに「ヒキタニくんもだよ」と言われた時「ヒキタニくんなんて奴はこの部活にいない」と言うセリフは「人と仲のいい比企谷八幡はいない」ということなんだろうか…
「人間観察」を「中二病」と捉えることもできるけど。葉山くんの事件解決した時は良い活躍だった。何だかんだで平和に過ごすためにしっかり人間をよく見てるんだよね。
今回はかなりシスコン強調してたけど…でも下着もらったら雑巾にするくらいで変態的なシスコンではない。
ただ単に妹が好きなだけなんだよね。

ラストは凄い八幡のイメージ変わった。
『それでも俺は由比ヶ浜は優しいと思う。いい奴だと思う。だから、きちんと言っておくべきだと思った。』
八幡はしっかりと由比ヶ浜のいいところを受け入れているし、ある程度想いも汲んでいたんだよね。

『いつだって期待して、いつも勘違いして、いつからか希望を持つのはやめた。だから、いつまでも、優しい女の子も嫌いだ』
自虐ネタ的に「女の子にメール」や「罰ゲーム」など様々なことを経験しつつ、でも当時の八幡にとってはどれも本気だったんだろう。
行動せずに「彼女が欲しい」とかではなく、八幡的に相手のことを考え想い、真っ直ぐ行動して、でもまったく伝わらない…どころか存在すら認知されてなくて…だから完全にあきらめざるをえなかったんだろうな。

『優しい女の子は自分に対してだけではなく誰に対しても優しい』
鈍感じゃねえな、この主人公。自分でも言ってるがむしろ過敏。負け続けてきたがゆえに強い。

ただ、由比ヶ浜切なすぎるだろ…




材木座?ああ…うん。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ユーロ

ユーロ
漫画・小説などについて感想を書いていきます。ネタバレ注意です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。