経済【グランフロント大阪開業】うめきた2期、グランフロントと一体で早期の開発を+(1/2ページ)(2013.4.26 20:22

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経済

【グランフロント大阪開業】
うめきた2期、グランフロントと一体で早期の開発を

2013.4.26 20:22 (1/2ページ)再開発

 JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた」で26日開業した複合ビル群「グランフロント大阪」。初日から多くの来場客が訪れ、順調な滑り出しをみせた。うめきたには先行開発区域(7ヘクタール)に整備されたグランフロントに続き17ヘクタールの2期開発区域が控える。ただ、2期は開発案がまだ固まっておらず、先行したグランフロント大阪の成功が計画の具体化を早める起爆剤になる。

 2期区域をめぐっては大阪府・市が広く緑化する方針を掲げるが、具体的な開発方針は固まっていない。府市は開発案を公募する予定だが、手続きの変更などで平成26年度中を目指していた開発案の決定は27年度以降にずれ込む見通しだ。

 一方、関西財界は開発案をめぐり割れているのが実情だ。関西経済連合会は2期区域の4割を恒久的な緑地とし、2割を防災拠点などとして活用する暫定的な緑地とし、残る4割を民間が開発して都市機能を持たせることを提案した。これに対し、関西経済同友会は全体を恒久的な緑地にするよう主張している。

 また、2期区域ではJR西日本の京都駅と関西空港駅を結ぶ特急「はるか」などが使用するJR東海道線支線を地下化し、大阪駅近くに地下新駅を設置する構想がある。実現すればうめきたと関空が直結し、利便性も大きく向上する。

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