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健保組合 4500億円超の赤字見通し4月28日 4時46分
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主に大企業の従業員や家族が加入する健康保険組合の財政は、65歳以上の高齢者医療への負担金が増えることなどから、今年度・平成25年度は、4500億円を超える赤字となる見通しです。
全国1420の健康保険組合で作る健康保険組合連合会は、データが得られた1393の組合の情報を基に、今年度・平成25年度の予算を推計しました。
それによりますと、今年度の全体の収入は7兆2211億円、支出は7兆6784億円で、赤字額は4573億円に上る見通しです。赤字となるのは6年連続です。
また、支出のうち、65歳以上の高齢者医療への負担金は、前の年度より1455億円増え、3兆2863億円に上る見込みです。
そして、保険料率は、前の年度より0.33ポイント上がって、平均で8.64%になる見通しです。健康保険組合連合会では、「高齢者医療への負担金は今後も増え続けるのが確実で、大幅な赤字傾向は当面、変わらないだろう。高齢者医療制度への公費の投入を拡充するなど、制度改革が必要だ」と話しています。
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