5大ドームツアーをサプライズ発表したAKB48=日本武道館(撮影・北野浩之)【拡大】
姉妹グループが日替わりで出演した武道館4日連続公演の最終日。アンコールでスクリーンに流れたVTRで猪瀬直樹都知事(66)の口から5大ドームツアーがサプライズ発表されると、メンバーと1万1000人が歓喜にわいた。
高橋は放心状態で「めちゃめちゃうれしい」と感涙。悲願だった昨年8月の東京ドーム公演を振り返り、「次に何を目指せばいいか明確なものが見えなくなっていたけど、グループの力を合わせることができた今だからこそ、ドームに立ちたい。力をためて、成長して、成功させたいと思います」と宣言した。
5大ドームツアーは今夏、計11公演を開催。桑田佳祐(57)やSMAPら数々のビッグネーム、女性アーティストではMISIA(34)、安室奈美恵(35)が達成した快挙に、女性アイドルグループとして初めて挑む。
昨年8月の東京ドーム公演は3日間連続で14万4000人を動員した。5大ドームツアーの最終地は同所での4日連続公演となり、メンバーは思い出の地に“凱旋”する。
また、一昨年7月に西武ドーム公演を行っており、Mr・Children、EXILE、B’zに続き、全国のドーム6球場を制覇することに。6月8日に女性アーティスト初の横浜・日産スタジアム公演も控えており、記録ずくめだ。
この日は昼夜公演で計2万2000人が来場。第5回選抜総選挙の投票対象曲となる新曲「さよならクロール」(5月22日発売)も初披露され、大島優子(24)、渡辺麻友(19)、島崎遥香(19)に加えて、卒業を発表している板野友美(21)の史上最多4人がセンターに立った。
また、国内全姉妹グループの研究生による初の単独公演が、6月5日に東京・日本武道館で行われることも発表。国民的グループが、さらなる進化を遂げる。
(紙面から)