
イギリスのスーパーマーケット・チェーンが、『モンキーナッツ』という商品名のピーナッツを店頭からすべて撤去しなければならない事態に直面している。
理由は、ラベルに“ピーナッツが含まれていること”を記していなかったから。
(画像:Mirror)
英国北部に展開しているスーパーマーケット・チェーン『ブース(Booths)』は自社製品のピーナッツに、『この製品にはピーナッツが含まれています』と表示していなかったために、食品基準局から販売差し止め命令を受けた。
「ピーナッツにアレルギーがある顧客は、この製品を食べないようにして下さい。そしてお近くのブースに速やかに返品して下さい。店側が全額返金します。」
と、食品基準局は発表している。
ピーナッツはアレルギーを引き起こしやすい食物なので、ピーナッツが含まれている商品は、その旨をきちんと表示しなければならない。日本でも『この製品にはピーナッツ由来の成分が含まれています。』というような表示をよく目にする。
だから食品基準局が言うことはもっともなのだが、よく考えてみてほしい。
今回販売差し止めになっている『モンキーナッツ』は、ピーナッツそのものだ。
ピーナッツアレルギーの人は、この製品のラベルを確認するまでもなく、ピーナッツは絶対買わないと思うのだが…。
まあ、今は科学が進んでいるので、もしかしたら遺伝子組み換えか何かで、ピーナッツ成分を含まないピーナッツがあるのかもしれない(?)。
色々とややこしい世の中になったものだ。
【記事:りょーこ】
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