2013.4.29 05:02

虎の3本の矢「OLD DUSTERS」ゼロ封

 (セ・リーグ、DeNA3-5阪神、6回戦、阪神4勝2敗、28日、横浜)19歳が六回まで投げたら、後は“オーバー30”おっさんたちの出番だ。

 阪神・安藤、福原、久保の3人合計103歳リレー。「OLD DUSTERS」が七回以降の3イニングをゼロ、ゼロ、ゼロで抑えて、勝利の方程式を完結させた。

 「九回の1点が大きかった。球場が狭いし、一発あるからね」

 最後を締めて4セーブ目をマークした久保が笑顔で味方の援護を感謝すれば、七回一死一、二塁のピンチを招いた安藤も笑顔、また笑顔。大ピンチで迎えた代打・ラミレスも「調子は良くないというデータがあったんで」と余裕を見せた。

 ちなみに、3人そろって安打を許したが、そこからが粘り強い。安藤、福原はともに、ここまで失点ゼロの快投が続いている。そして、3人の本音を福原が代表して口にした。「藤浪に勝たせてやれてよかったよ」。3本の矢が、ゴールデンルーキーをしっかり支えている。

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(紙面から)