(セ・リーグ、DeNA3-5阪神、6回戦、阪神4勝2敗、28日、横浜)19歳が六回まで投げたら、後は“オーバー30”おっさんたちの出番だ。
阪神・安藤、福原、久保の3人合計103歳リレー。「OLD DUSTERS」が七回以降の3イニングをゼロ、ゼロ、ゼロで抑えて、勝利の方程式を完結させた。
「九回の1点が大きかった。球場が狭いし、一発あるからね」
最後を締めて4セーブ目をマークした久保が笑顔で味方の援護を感謝すれば、七回一死一、二塁のピンチを招いた安藤も笑顔、また笑顔。大ピンチで迎えた代打・ラミレスも「調子は良くないというデータがあったんで」と余裕を見せた。
ちなみに、3人そろって安打を許したが、そこからが粘り強い。安藤、福原はともに、ここまで失点ゼロの快投が続いている。そして、3人の本音を福原が代表して口にした。「藤浪に勝たせてやれてよかったよ」。3本の矢が、ゴールデンルーキーをしっかり支えている。
(紙面から)