3.11の東日本大震災発生以降、音楽や文化を主軸とするメディア、DOMMUNEでは、どのような形で
被災地を支援できるのか、模索しながらの活動を続けて参りました。
今回のフェスでは、この震災で親や保護者を失った子供達の未来をサポートしたいと考えます。
詳しくは、開催告知ページの
「東日本大震災復興支援イベントとしてのFREEDOMMUNE 0<ZERO>2011」をご欄下さい。
このDOMMUNEのフェスでは、東日本大震災で親や保護者を失った被災地の子供達の未来を支援するべく、
特に津波被害が大きかった宮城、岩手、福島の3県を対象に、支援先特定のためにリサーチを進めてきました。
被災孤児、遺児の現状を調べていく中で、いまだ完全な状況を把握しきれていない自治体もあり、
それぞれに県の職員や児童福祉司の方々が、今も引き続き調査を続けている状況だということも判明しましたが、
厚生労働省によれば、6月15日現在、今回の東日本大震災で両親が死亡・行方不明となった震災孤児は、
岩手県82人、宮城県106人、福島県18人の合計206人に上り、片親を亡くした震災遺児を含めると1000人以上に
上るという報告が出ています。
各県の自治体では、そんな子供達を長期的にサポートする基金を設立したり支援する取り組みを行っており、
このFREEDOMMUNE 0<ZERO>では、当フェスで集まった皆さまからの善意のお金を、
以下の自治体や基金に、分散して寄付することにいたしました。
・岩手県「いわての学び希望基金」
http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=4408&of=1&ik=3&pnp=4353&pnp=4408&cd=33420
・福島県相馬市 – 震災孤児及び被災者奨学資金義援金
http://www.city.soma.fukushima.jp/0311_jishin/tunami_orphan/tunami_orphan_J.html
・宮城県(※震災孤児支援基金の設立を検討中/現在は県の義援金より分配を行う)
http://www.pref.miyagi.jp/syahuku/miyagi_gienkin/
また当フェスでは、震災孤児や遺児の支援に加えて、今回の震災、原発事故によって避難区域に取り残されたぺットなど、
被災動物の保護活動を行っている団体にも、義援金の一部を寄付することにいたしました。
・社団法人SORA
DOMMUNEでは、引き続きリサーチを行い、今後フェスを開催するまでには、支援先が多少変更/追加になる可能性も
ありますが、皆さまからの募金を、支援が必要とされるところへ、直接「生きた」お金として使用していただける団体
および基金へ届けたいと考えています。
フェス当日は、会場エントランスに大勢のボランティアスタッフが募金箱を手に皆さんをお迎えし、ご協力を呼びかけます。
会場入り口では、募金をいただいく全ての方の氏名(匿名含む)と金額を記録、受領書も発行します。
そしてイベント終了時には、募金者数、合計金額を明瞭に公開させていただきます。
その他、フェス会場内各所、また特設ウェブサイトでの視聴者からの募金も受け付け、
寄付金全額を直接の支援の場に届けるところまで責任を持ってご報告いたします。
是非、皆さまの暖かいご支援、ご協力をお願い申し上げます。
FREEDOMMUNE 実行委員会