多摩美術大学に新学科誕生。教員には深澤直人氏や永井一史氏などを予定

  [2013/04/27]

多摩美術大学は、2014年4月から、美術学部に「総合デザイン学科」と「演劇舞踏デザイン学科」を開設する。

●教員には、深澤直人氏や永井一史氏など

総合デザイン学科では、従来の領域区分を取り払い、コミュニケーションやプロダクトに限らない、さまざまな領域を横断的に学習。また、各個人の興味領域を中心としつつも、それと関連するさまざまな領域が統合されたデザイン全体を、「プロジェクト」として学ぶことができる。

社会や産業を構成するさまざまな問題や要素を、生活の営みから感覚的にかぎ分け、それを論理・分析し、視覚化して伝える力と”もの”として具体化し実在化させる能力に長けたデザイナーを育てていくという。

卒業後は、製造業をはじめ、広告・情報・サービスなどさまざまな企業のクリエイティブ部門や企画部門、開発部門などへの進路を想定。デザインをコアに、自ら起業することも考えられるとのこと。

就任予定教員は、プロダクトデザイナーの深澤直人氏、アートディレクターの永井一史氏、画家の大場再生氏など。募集人数は120名で、「上野毛キャンパス」で4年間学ぶ。

●美意識を持った、真の舞台人輩出へ

演劇舞踏デザイン学科は、舞台上演を支える身体の表現者や劇場空間を演出するデザイナーを育成することを目的とした学科。舞台における役割や専門性から、「演劇舞踏コース」と「劇場美術デザインコース」の2コースを設け、各コースが専門性を高め、混じりながら舞台上映を学ぶ。

授業は、表現力や造形力を習得するため実践性に重きをおき、各分野の現場で働くプロが身体表現や上演実習、スタッフワークなどの技術指導を行う。

卒業後は、劇団、舞踏団、俳優プロダクションのほか、劇場施設や舞台制作会社、ディスプレイなどのデザイン会社への進路を想定。さらに、自ら劇団・舞踏団などを主催することも考えられるとのこと。

就任予定教員は、劇作家・演出家・役者の野田秀樹氏、武闘家の勅使川原丈弥氏、舞台美術家の金井勇一郎氏など。募集人数は80名で、「上野毛キャンパス」で4年間学ぶ。

なお、現在文部科学省へ「届出」設置手続き中のため、学科名称や教育内容、募集人数、教員などは、変更する場合があるとのこと。

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