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	 高岡市は、27日から焼却を始めた東日本大震災のがれきを含む焼却灰の放射能濃度の測定結果について、基準値を下回っていたと発表しました。
 
  高岡市は27日から、東日本大震災の被災地、岩手県山田町の震災がれきを、一般可燃ゴミのなかにその割合が5パーセント程度になるようにして、焼却を始めています。
 
  そして、27日夜に採取した焼却灰の放射能濃度を測定しました。
 
  焼却してできた灰については、セシウム134とセシウム137ともに1キログラムあたり5ベクレル以下の「不検出」でした。
 
  また、粉塵となって焼却炉の中を舞っている飛灰については、セシウム134が9ベクレル、セシウム137が21ベクレルでした。
 
  いずれも基準値は1キログラムあたり100ベクレルで、基準値を大きく下回ったとしています。
 
  高岡市は12月末にかけて1700トンの震災がれきを焼却する計画で、今後定期的に焼却灰の放射能濃度を調べることにしています。
	
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