アップトン早くも１２号　４月最多本塁打まであと「２」

　ケイトより熱い！？　ブレーブスのジャスティン・アップトン外野手（２５）は２７日（日本時間２８日）、敵地のタイガース戦で両リーグ独走の１２号ソロを放ち、４月のメジャー本塁打記録の１４本にあと「２」と迫った。米放送局ＦＯＸスポーツ（電子版）は「この星で一番熱いアップトンは誰だ？　ケイトじゃないぜ」と人気セクシーモデルのケイト・アップトン（２０）を引き合いに出して特集記事を掲載。兄のＢ・Ｊ外野手（２８）と兄弟連弾を放つなどノリにノっている絶好調男が、熱い注目を集めている。

　一番熱いアップトンはケイトなのか、ジャスティンなのか？　男性の大リーグファンならば、かなりの悩みどころかもしれない。

　ジャスティンは８回、左中間席に１２号ソロをズドン。２００６年カージナルスのアルバート・プホルス一塁手（現エンゼルス）と０７年ヤンキースのアレックス・ロドリゲス三塁手が樹立したメジャー記録の「４月１４発」に、３試合を残してあと２本と迫った。

　ＦＯＸスポーツは、人気モデルのケイト・アップトンに掛けて「この星で一番熱いアップトンは誰だ？　ケイトじゃないぜ」と題した特集記事を掲載。今年１月にダイヤモンドバックスからトレード移籍したジャスティンは、昨季はケンドリック共同オーナーとの確執が伝えられたため「野球と無関係なことでいろいろ悩まされたが、今は素晴らしいチームにいられて幸せだ」と、環境の変化がプラスに作用していることを明かした。

　今季は兄のＢ・Ｊとも初めて同僚になり、６日のカブス戦でメジャー史上初の「同僚の兄弟で同一イニングに同点弾＆サヨナラ弾」を記録。さらに２３日のロッキーズ戦でメジャー７５年ぶり２組目の「兄弟で２者連続アーチ」も達成した。「やんちゃな弟としては、兄貴が打てば燃えるのさ」と、兄の存在も励みになっている。

　ケイトとジャスティンの話題が面白くない人間がいるとすれば、この日の対戦相手、タイガースのエース右腕バーランダーだろう。恋人だったケイトとの破局が３月に伝えられたが、バーランダーは沈黙。今回の３連戦は登板機会こそないが、顔合わせすれば「アップトン兄弟」だけには負けたくないかも？