民主党の長島昭久前防衛副大臣は28日、憲法改正の発議要件を緩和する憲法96条の改正について、海江田万里代表が反対を表明したことについて「党内の議論も見極めず、ここまで断言されるとは。早速、党の憲法調査会で質(ただ)す」と自らのツイッターで批判した。
改憲論者の長島氏は、公明党の山口那津男代表が示した条文ごとに発議要件の緩和に差を付ける考えを評価したうえで「人権と天皇条項は3分の2を維持し、統治(含む国防)は過半数か5分の3へ要件緩和が妥当」と訴えた。
また、細野豪志幹事長のツイートに返信する形で「96条についての代表発言は少し慎重にしていただきたく。せめて公明党山口代表のような柔軟な発想に立っていただきたいもの」と苦言を呈した。
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朝日新聞官邸クラブ