AKB48と姉妹グループによる4日連続のライブイベント「AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!~」の最終公演が28日、東京・日本武道館で行われ、AKB48の新曲「さよならクロール」(5月22日発売)が初披露された。今回のCDには「第5回選抜総選挙」(6月8日開票)の投票券が封入されており、200万枚以上のセールスが期待されている。また、今年7~8月に5大ドームツアー(全11公演)を行うことも発表され、ファンは大興奮していた。
白のワンピースにカラフルなリボンがあしらわれた衣装で、選抜メンバー32人がステージに登場した。「さよならクロール」の初披露だ。注目のセンターポジションには大島優子(24)、板野友美(21)、渡辺麻友(19)、島崎遥香(19)の豪華4人が入った。板野はシングルでは初のセンターとなる。
夏をイメージしたアップテンポな恋愛ソング。水泳やシンクロナイズド・スイミングをイメージした振り付けも注目を集めそうだ。大島は「キラキラした夏の曲。プールで振り付けを踊ったら面白そう」と言い、横山由依(20)は「歌詞がすごくかわいい。みんなで歌ってほしい」とアピールした。
今回の選抜メンバーは国内、外の全姉妹グループから選ばれた、過去2番目に多い32人。AKB48・永尾まりや(19)、HKT48研究生・田島芽瑠(13)ら5人が初選抜となり、海外からはJKT48・高城亜樹(21)、SNH48・宮澤佐江(22)が加わった。
選抜総選挙の投票券が封入されていることもあり、CDには早くも予約が殺到している。関係者によると、昨年の同時期に発売、グループ最高の売り上げとなる210万枚を記録した「真夏のSounds good!」に迫る勢いで、最大のヒット曲になる可能性がある。
この日は国内グループにJKT48を含めた全206人が参加。グループごとのパフォーマンス対決やU―15(15歳以下)選抜、O―20(20歳以上)選抜など趣向を凝らした演出で昼夜2公演、計2万2000人を熱狂させた。
[2013/4/29-06:05 スポーツ報知]