<巨人2-4ヤクルト(27日)>巨人の黄金ルーキーが一発に泣いた。27日のヤクルト戦(神宮)に先発した菅野は、坂本の一発で2ー1と逆転した直後の6回一死一、三塁から主砲バレンティンに痛恨の4号逆転3ランを浴び、6回4失点で降板。相手先発・小川とのルーキー対決に敗れ、プロ初黒星を喫した。
6回の攻撃で、若武者・坂本が小川から4号2ランを放ち逆転に成功したが、その裏、菅野に思わぬ落とし穴が待っていた。
先頭打者の田中浩に四球を与えると森岡の送りバント、ミレッジの左前打で一死一、三塁。ここでバレンティンに低めの変化球をとらえられ、打球は弾丸ライナーで左翼席に飛び込んだ。痛恨の逆転3ランを被弾。ルーキーにとっては悔やんでも悔やみきれない一球となった。
何としても勝ちたい試合だった。相手先発の小川とは高校、大学時代から何度も対戦してきた。相手が「学年は1つ上だが、大学時代も対戦している。負けたくないという気持ちが強い」と闘志を燃やせば菅野も「いい投手だと思う」と対抗心を隠さなかった。
戦いの舞台は大学時代に慣れ親しんだ神宮球場。誰もがいつも以上の活躍を期待した。だがこの日は寒さと強風にも苦しめられ、思うようにリズムがつくれない。結局7回の打席で代打を送られ失意の途中降板。
菅野は「初回からストライク先行のカウントがつくれず、最後まで修正できなかった」と悔しさをにじませながら振り返った。
小川に投げ負け、プロ入りからの連勝は3で止まり、初黒星を喫した。勝っていれば4連勝で4月の月間MVPは確実だったが…。とはいえ、ルーキーにとって全てが勉強だ。この悔しさを教訓として、次の勝利につなげなければならない。原監督は「厳しい寒さもあったが、勝つというのはやはり難しいね」とルーキーをねぎらった。
結局チームは2ー4で敗れ、今季2度目の連敗を喫した。同一カード3連敗はなんとしても避けたいところ。今日28日に先発する内海としては、エースにふさわしい投球でツバメ狩りを成功させたい。
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