レッドソックスの上原浩治投手(38)は新天地でいきなり大事件に遭遇した。ボストン連続爆破テロだ。街から人影は消え、装甲車が出動する物々しい雰囲気になるなど“平和”とはほど遠い状態だった。そんな中、上原は中継ぎ投手という役割のプライドを再確認したという。先発候補としてメジャーに移籍したものの、今やメジャー屈指の救援投手と評価される上原。中継ぎ投手をどう捉えているのか。これから随時掲載する。
全米を震撼させた憎むべき連続爆破テロが起こったのは2013年4月15日(日本時間16日)だった。レッドソックスは9回一死一塁から4番ナポリが左翼へ二塁打を放ってサヨナラ勝ち。気分良く、敵地クリーブランドへ向かうはずだった。ところが、試合終了から約40分後の午後2時50分、ボストン・マラソンのゴール付近で爆弾が2度爆発した。フェンウェイ・パークからの距離はおよそ1・5キロほどだ。
上原は自身のツイッターで「なんてことすんねん」と、怒りをあらわにしたが、それでも「テレビや映画の中の出来事のようだった」という。しかし、3連戦を終え、ボストンに戻ってきた19日(同20日)未明。事件は急展開し、容疑者1人が銃撃戦の末に死亡、もう1人が逃走中だった。その日はボストン市周辺は封鎖され、レッドソックスの選手たちは朝から自宅待機を命じられた。予定されていたロイヤルズ戦は延期。上原が待機していたのは容疑者が拘束されたウオータータウンからわずか4、5キロのところだった。
「怖いと言えば怖かった。(同時に)自分には野球しかできない(と再確認した)。(解決に尽力した警察やFBIは)あの人たちはプロ。プロにはプロの仕事がある。自分の仕事にプライドを持ってやるべきだと改めて思った」
プロのあるべき姿を目の当たりにした上原はこれまで以上に中継ぎという役割に誇りを感じたという。メジャー移籍1年目は先発として起用された上原。2年目に中継ぎ転向を指示されるが、当初は複雑だったという。
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