小橋建太(46)の引退試合(5月11日、日本武道館)に出場するバーニング・潮﨑豪(31)が“胸裂きチョップ”による恩返しを誓った。鉄人最後のリングで潮﨑は、小橋の胸板に生涯消えぬ文字通りのツメ痕を残す決意だ。
小橋引退マッチ(小橋&武藤敬司&佐々木健介&秋山準組vsKENTA&潮﨑&マイバッハ谷口&金丸義信組)に、3代目付け人として名を連ねた潮﨑。憧れた師匠の最後となるが、そこにお祭りムードはない。
潮﨑は「最後の最後でチョップで打ち勝たせてもらう。七番勝負のこともあるし、感謝の気持ちを込めて胸板が裂けるまでチョップを打ち込む」と剛腕をぶした。
2004年にノアでデビューした潮﨑は、翌05年1月シリーズで七番勝負が組まれた。その最後の相手が小橋で、想像をはるかに超える鬼の洗礼を浴びた。チョップの連打で胸板から出血しても小橋の猛打は止まらず、潮﨑の大胸筋には今でも当時の傷痕が残る。
その報復と成長を見せつける機会は武道館決戦しかない。「皮膚がエグれたんでね…。俺も何百発打つか分からない。213発の記録を更新してやります」と豪語した。
05年7月に東京ドームで行われた小橋vs健介の一戦は、計213発のチョップが乱れ飛んだ。同年の東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞・ベストバウトに選ばれた伝説マッチをも潮﨑は超えてみせる決意だ。
また、小橋のパートナー・健介はライバル心を抑えきれずに、タッチをチョップで行うというどうかしている狂気の特別ルールを提唱。潮﨑は潮﨑で「意味が分からない…。どうしても我慢できないなら3人でチョップ合戦でもいい。3WAYチョップマッチだ」とこれまた狂気の返答だ。
目下、潮﨑は全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル」でAブロックで1勝1引き分けで無敗をキープ中。優勝の栄冠を手に武道館へと出撃する構え。鉄人の首は誰にも譲らない。
バップ (2013-05-11)
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