2013-04-26 11:52:18

クラブとクラブカルチャーを守る会、発足(リンク修正済み)

テーマ:思索
先日、風営法改正に向けての勉強会に参加しました。
そこで・・・

クラブとクラブカルチャーを守る会

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発足しました。(ロゴはZEEBRAデザイン!)

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(junnaさんのご指摘でリンク修正しました。ありがとうございます!)


そもそも勉強会の目的は、風営法改正に向けての議員連盟が立ち上がったのを契機に、
改正運動の中にクラブカルチャーの意思をしっかりと折り込んでいくためです。

 風営法改正に関心があるのがなにもクラブばかりではなく、タンゴ、サルサなど様々なダンス業界。
そして、昨今はHIPHOP DANCEも中学で必修になるなどで注目を浴びていたダンス教室業界も含まれます。
 それぞれ、自分たちの業界の活動をより活性化させる為にも風営法のダンス規制の改正を求めています。例えば、ダンス教室であれば教員資格の免許制度などの提案があるようです。
 改正に向けての動きはかなり現実化しています。ただ。
改正の内容によっては。必ずしも僕たちが生活の場、遊びの場であるクラブカルチャーに有利な内容になるとは限りません。下手をするとクラブへの規制が残ったまま改正がなされ・・・そして、次の改正への運動は小規模化し、10年20年とかかってしまうかもしれません。

 なぜこの心配があるか? それはぶっちゃけて言えばクラブのイメージが悪いからです。
身に覚えのある方も多いとは思います。クラブって~・・・って例のアレですね。

 風営法にダンスが含まれる大きな理由として良く挙げられるのがダンスによって男女の享楽的な雰囲気が助長される。ゆえに風俗業としての取り締まりが必要だ。というものがあります。

 例えば、男女ペアで踊るのが基本であるアルゼンチンタンゴの業界ではアルゼンチン大使館などに働きかけ、アルゼンチンの文化としてのタンゴをアピールすることで上記の指摘に反対していく。といった行動を取っています。

クラブ業界に必要なのもそのような具体的な行動です。イメージ払拭への行動が必要なのです。

 法改正の実作業は国会議員にやってもらう以外ありません。「法改正」を望むのであれば、彼らにお願いするしか方法はないわけです。そして、今、その問題に取り掛かってくれるという議員が60名ほど議員連盟を立ち上げてくれるところまでは来ています。
 ただし、これも想像に難くはありませんが。彼らのほとんどが「クラブおよびクラブカルチャー」というものに関しては詳しくありません。
 そこで彼らに「クラブおよびクラブカルチャー」をしっかりとレクチャーし、風営法改正の運動に積極的に取り込んでもらえるようにする必要があります。

 加えて、僕が普段活動する場所はいわゆる小箱、中箱と言われる場所が多いです。DJバー的な小さな店も含めて、そういう場所で客にダンスさせる営業を可能にしていく、というのが個人的な立場です。そういう意味で、改正の結果所謂大箱のみが規制対象から外れるような方向にも行かないようにしたいと思っています。

 
会の大きなテーマは三つほどあります。

1)クラブの悪いイメージの払拭。健全化に向けての努力。
2)クラブカルチャーの文化的価値のアピール
3)クラブカルチャーが潜在的に持っている経済価値のアピール


1)に関しては、騒音・暴力やドラッグなど犯罪の巣窟、というイメージが多いと思います。

 騒音に関しての苦情が実際、一番多いようですが、こうした問題に対してクラブが積極的に取り組んでいる姿勢のアピールとして業界ルール、ガイドラインを制定、その遵守。を考えています。
 様々な形態のクラブも存在し、立地環境なども多々に及ぶのですがイメージ払拭のために必要なラインをしっかりと決め、クラブ店にそれを遵守してもらえるように議論していくつもりです。例えば店の前に溜まって騒ぐなどが騒音苦情のメインらしいのですが、これは店で対処出来ると思います。セキュリティーに関しては店の規模などもあるので常駐する余裕のない店舗もあると思います。ただ、IDチェックの徹底などは都内ではすでにしっかり行われているので再度アピールしていく必要はあると思います。
 騒音も暴力もドラッグもそれ自体を取り締まる法律はそれぞれ存在するので問題が発生した折には警察に協力するという姿勢も大事だと思われます。

ガイドラインの内容などに関してクラブ店舗との話し合いなどから決定していく必要があります。

2)に関しては・・・すでに実績として多くのアーティストの存在、音源や映像作品の存在と枚挙に暇はありませんが・・・クラブ業界内では周知の事実でも対外的には知られていないことも多いので。
まとめて、分かりやすく提示することが必要だと思われます。

HIPHOPから言わせてもらえば、現DJ世界チャンピオンは日本人のDJ威蔵です。
世界王者を生み出したカルチャーなんですよね。 

ロンドン五輪開会式典における音楽担当がクラブカルチャーを代表するアンダーワールドだった、など分かりやすい提示を列挙していくのが良いとは思います。

3)に関して。

僕は前にも言いましたが、例えば東京にオリンピックを招致する際に夜のクラブがある、ないでは経済効果は相当違うと思います。マドリッドであろうとロンドンであろうと。

現状、世界的に活動しているクラブ系アーティストが日本を飛ばして韓国などでツアーを開催しています。風営法のダンス規制が逆の意味での「悪い」イメージとして海外に伝わっている現状は経済的に大きな損失があると思います。

クラブカルチャーを支える音響機材はパナソニック社のテクニクスだったり、PIONEERだったり、と日本企業がリードしてきました。
こうした企業の生み出す製品のマーケットとしてのクラブカルチャーを日本が誇るマーケットとして提案することは今からでも可能だと思います。

かなり私見も交えた上にあまりまとまりは無いのですが・・・
上記のようなことを話し合っていくための会です。

 LET's DANCE運動にも個人的には賛同人として参加していますが。
あちらは関西発の運動で主張も独自のものがあります。ちなみに署名は15万筆!集まり、5月には湯川礼子さんらを中心に国会に提出される予定です。

 クラブとクラブカルチャーを守る会は東京発の動きとして、東京で活動するクラブ関係者を中心に考える会です。
 風営法改正への動きに関しては似た考えを持つ団体とはがんがん連動し意見交換などもしていくべきだと思っています!


それは議連へのアピールを第一関門にしていますが、広く世間へのアピールでもあります。
 また、勉強会にもハウス、テクノ、ヒップホップ、レゲエ、クラブ店経営者など多くのジャンルからの参加があります。
 クラブカルチャーが一つ大きく進化する可能性がここにはあると思います。

クラブで仕事をしている、クラブでステージにあがっている、クラブに遊びに行っている。
クラブカルチャーへの関わり方はそれぞれだと思います。

ここでそんなクラブカルチャーを大きく飛躍させて。
みんなでもっと楽しく、豊かに、遊び、暮らしていければ!
と思います。


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6月25日には決起集会を予定しています。
FACEBOOK PAGEなどで詳細を発表していきます。

まだ始まったばかりなので!
これからみんなで考えて。楽しく遊べる場所を作っていきましょう!


さて。
そんな僕は今夜は池袋BEDでON THE!

DJが新譜のHIPHOPを、イケてるHIPHOPを教えてくれるパーティーです!

4月生まれの誕生会でもあるので・・・皆さんお待ちしてます!
4月生まれの方は入場FREEです!











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土曜日は郡山HIPSHOT!
日曜日は浦和BASE!

遊びましょう!

コメント

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1 ■無題

こんにちは^^
FBのファンページにリンクがとばないので、お手数ですがもう一度貼り直し?お願い致します。。

2 ■無題

質問いいですか?レゲエ関係だとハーブやってる、アーティスト、サウンドマン結構いますよね。
あと、不良の人らも絡んでたり・・・。やはり、マイナス材料とかはどのようにしていくのですか?長文失礼しました。

3 ■無題

junnaさん>>リンク修正しました。ありがとうございます。

バックさん>>薬物使用に関して、個々人の思想信条行動まで会は踏み込みません。
 ただ、クラブという場においては薬物・暴力に対して毅然とした態度を取ることをアピールし、音楽、ダンス、場合によってはお酒などで構成される文化的な遊び場であることを強調したいと思います。その為のガイドライン制定を考えています。

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