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病気で欠損したイルカに人工尾びれ ブリヂストンが開発

病気で欠損したイルカに人工尾びれ ブリヂストンが開発

2010年5月19日(水) 16時27分
ブリヂストンの人工尾びれを装着したイルカのラナンの画像
ブリヂストンの人工尾びれを装着したイルカのラナンの画像
のとじま水族館からブリヂストンの開発者へイルカのガラス細工が贈られたの画像


ブリヂストンは19日、石川県ののとじま水族館からの要請を受け、病気で尾びれが欠損していたカマイルカ(愛称=ラナン)のため、人工尾びれを製作したと発表した。

同社が製造した人工尾びれを装着したラナンは、本来の泳ぎを取り戻すことに成功し、のとじま水族館で3月20日から一般公開している。

人工尾びれは、同社が持つ材料開発技術、ゴム設計・開発技術を応用して開発した。材料には、天然ゴムを主体とした反発弾性が高く、耐候性がよいゴムを採用、芯には補強層として帆布を採用した。

イルカに装着した人工尾びれは、沖縄美ら海水族館(海洋博公園)のバンドウイルカ(愛称=フジ)に装着したのに続き、今回のラナンへの装着が2例目。

同社は5月18日に、のとじま水族館の表敬訪問を受け、開発担当者に記念品としてイルカのガラス細工が授与された。

《編集部》


ブリヂストンの人工尾びれを装着したイルカのラナンの画像
のとじま水族館からブリヂストンの開発者へイルカのガラス細工が贈られたの画像

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