【竹田和博】前肢を失ったアカウミガメに人工ヒレをつけて、再び海を泳がせたい。こんな思いから神戸で始まったプロジェクトが5年目を迎えた。開発したヒレは26種類。大阪の義肢装具メーカーが全面協力し、11日には神戸市立須磨海浜水族園(須磨区若宮町1丁目)で27作目の装着試験をする。
水族園の大水槽を泳ぐアカウミガメのメス「悠(ゆう)ちゃん」(甲長82センチ、体重96キロ)は右前肢の約3分の1と左前肢半分がない。2008年に紀伊水道の漁網にかかり、保護された。傷痕からサメに食いちぎられたとみられている。
このとき保護にかかわったのがNPO法人「日本ウミガメ協議会」(事務局・大阪府枚方市)の亀崎(かめざき)直樹会長(56)。NHKの連続テレビ小説「ウェルかめ」の監修もしたウミガメの専門家だ。3年前から須磨海浜水族園の園長を務める。
火星探査、はやぶさ、流星群などのニュースを集めました
山中教授の医学生理学賞受賞などのニュースを集めました
全国16原発の放射能拡散予測なども掲載しています
全国の地すべり地形と人工地形の分布マップを掲載しています
住所・地域検索で地震発生時の揺れやすさをシミュレーション
巨大地震発生時の各地の揺れや津波をシミュレーション
全国の活断層マップを掲載しています。震度予想データも