「屈辱の日 沖縄大会」政府の式典に抗議集会(04/28 11:51)
沖縄県宜野湾市では、政府の式典に抗議する「屈辱の日 沖縄大会」が開かれています。
(草柳悟堂アナウンサー報告)
東京と同時刻に始まった宜野湾市で行われている大会では、「まさに平成の沖縄切り捨てだ」と政府を批判するような言葉が相次いでいます。そして、この大会、28日は「緑豊か」、そして「平和」の色をイメージした「緑」が大会カラーになっていて、緑色のものを身に着けた多くの沖縄県民が詰めかけています。
参加者:「屈辱の日ですから。政府は主権回復の日だと言っているが、明らかに違うでしょと」「親(日本に)捨てられた苦しみ、悲しみ、分かって頂きたい。沖縄は本当に差別されていますよね、いまだに」
28日は、サンフランシスコ講和条約の発効によって沖縄が日本から切り離された「屈辱の日」だとして、このような日に政府が式典を開催することは沖縄県民の心を踏みにじり、再び沖縄を切り捨てるもので到底許されないとする大会決議がまもなく採択されることになっています。