【中島知子激白２】会社に不信感「私が独立すると言った時はダメで…」

完全復帰へのドアを開けた？中島知子 Photo By スポニチ

　――退院直後にテレビ出演した時には、そのタイミングや発言に批判や疑問の声もありましたが？

　病院から退院したばかりで、うまく自分をコントロールできず感情的になっていたところは確かにあったと思います。入院中の２カ月間、親の要請で強めの薬を飲まされていたので、その影響もあったのかも。

　――病院の診断は？

　それが全く問題ないと言われていたんです。それは苫米地先生も同じでした。それなのに家族と会社に病気だからと言われて（病院に）入れさせられたんです。両親と衝突して、家を飛び出した私を管理するために。マンションを出てから、この１年間はずっと病人扱いで管理されていました。

　――でもご両親は中島さんを心配されてやられたのでは？

　私は復帰する上でこのことだけは、はっきりさせてからにしないと前へ進めないと思っています。今回の騒動は、私が両親から距離を置きたかったことが根本にあります。そんな私を見て、両親は「同居している人間に影響されて、変わってしまった」と騒ぎだした。

　――ご両親、家族との関係が騒動の最大の要因ということですか？

　もともと、仲があまり良くなかった。両親はいくつになっても私に過干渉してきたんです。４０年我慢してきて仲がいい家族でいようとしたけど、限界を超えて、そこに積み重なってきた会社への不信感もあって。

　――不信感とは？

　相方の独立と自分についてくれていたマネジャーが出て行ったのは大きかった。自分が先に独立すると言った時はダメで、自分の独立に反対したマネジャーが相方と独立したんですよ。何でなの！と理由が分からないままここまで来て、自分の中では一度静かに考えたかった。ずっとそれで傷ついてきたから。家族との関係に悩んだ末に気持ちを閉ざした瞬間とそれが重なってしまった。そこにインフルエンザでダウンして仕事を休んだことで一気に（心の）シャッターを閉めてしまったんです。そのことで、仕事を休んで迷惑をかけたことや、家賃を滞納したことは本当に反省しています。