1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

机の中に2800万、伝票をシュレッダー…全柔連の助成金管理

全日本柔道連盟の助成金を不正に受給、利用した問題を調査した第三者委員会は26日、40ページに及ぶ中間報告書を発表した。そこにはずさんな助成金管理やチェック体制の形骸化、さらには証拠隠滅と思われるような行為まで記されていました。

更新日: 2013年04月27日RSS

2 お気に入り 2623 view
お気に入り追加

第三者委員会の中間報告を受けて会見する全柔連の上村春樹会長.

全日本柔道連盟(全柔連)の助成金を不正に受給、利用した問題を調査した第三者委員会は26日、ずさんな行為を生々しく列挙した

中間報告書は40ページにも及びました。

助成金は飲食や香典、花代などスポーツ指導とは明らかに無関係な使途も次々と判明した

全日本柔道連盟 上村春樹会長
「古くから互助会的にやってきたが、それが不適切だという評価になれば受け止めなければならない。認識が甘かった」

形骸化していたチェック体制

中間報告書によると、上納金は「強化留保金」としてプールされ、歴代の強化委員長が管理していた

当然上村会長自身が委員長だった時代には既に存在しており、その後も強化委員長に引き継がれていたという。

上村会長自身も第三者委の調査に対し、強化留保金の使途を決める権限を持っていたことを認めた

しかし活動計画書、報告書は会長の認証が必要だが、上村会長が確認していないにもかかわらず、事務局員が会長印を押していた

活動報告書には、JSCが配布した選手向けの記入例を丸写しにする指導者が多く「マッサージを受けた」「毎年ダンベルを購入した」などと記載されていたという。

机の中にぽんっ…2800万円

吉村前委員長は昨年10月、上村会長に留保金が3000万円近くに上ることを報告し、上村会長から「金額が大きく、とんでもない。収支を明確にするように」と指示を受けた。吉村前委員長は受給者に返還しようとしたが、記録が残っていなかったため返還もできず、銀行から2度にわたって引き出した2000万円と800万円の現金を、全柔連の自分の机に保管していたという。

引用元・http://news.livedoor.com/article/detail/7631268/

吉村和郎氏の強化委員長時代は出納を一切記録せず、机に約2800万円を現金で保管していた時期もあったという

銀行から2度にわたって引き出した2000万円と800万円の現金を、全柔連の自分の机に保管していたという。

さらに強化委員長を退任する際には、領収書の一部をシュレッダーで破棄している

第三者委員会には「退任するにあたり、きれいな形にしたかった」と説明していたという。

一方上村会長は強化委員長時代に、強化留保金から100万、200万円単位で出金。そのうち使途が判明したのは約590万円のみ

6割は食事代に充てられ、残りは香典や交通費、餞別などに使われていたという

全日本柔道連盟 上村春樹会長
「大きな国際大会では、大きなお金になった」

助成金不正受給問題とパワハラ問題を受けた上村会長は…

今年一月にはパワハラ問題を受け、全日本柔道連盟の小野沢弘史専務理事(右)と村上清事務局長が陳謝していた。

全柔連が、指導者から助成金の一部を徴収していた問題を受け、上村春樹会長は近日中の辞任を示唆した

また全柔連では女子日本代表15選手が前指導陣による暴力やパワーハラスメントなどを告発し、社会問題にまで発展していた

全日本柔道連盟 上村春樹会長
「大変重く、真摯に受け止めている。報告内容を精査し、近いうちに進退を明らかにしたい」

会長の任期は来年6月まで残っていた。

1




このまとめへのコメント0

1

ちょっと気になるニュースを独自の視点で少しだけ掘り下げています。ニュースソースだけじゃ物足りないという方の期待に応えられるようなまとめを作れるようガンバリます!