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県人口ついに57万人台に 1974年並みの水準

2013年04月27日

 鳥取県は26日、4月1日現在の人口移動調査結果速報を公表した。推計人口は57万8236人で、前月に比べ2280人減少。58万人を割り込み57万人台になった。県統計課によると、県人口が58万人を割ったのは1974年以来39年ぶり。

 減少数の内訳は、転出者が転入者を上回る社会減が1927人、死亡数が出生数を上回る自然減が353人。3月は進学や就職で県外に転出する人が多く、こうした要因が減少幅を押し上げた。

 県人口のピークは88年の61万6371人。96年以降は減少に歯止めがかからず、近年は年間3千人台の人口減少が続いている。

 県統計課は「4月には入学や就職などで多少人口が増えると予測されるが、58万人台に戻ることは考えにくい。定住支援や雇用の場の確保で社会減に歯止めをかける必要がある」としている。



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