前回20日のヤクルト戦(甲子園)では、不振で2軍降格した岩田の代役として、1軍昇格後、即先発。7回を1安打無失点の好投で555日ぶりの勝利を挙げた。それだけに、この日の先発が大事だったが…。
「(二回の)投手への四球からの点の取られ方がな」と厳しい表情の和田監督。中西投手コーチは次回登板について「それはわからん。(登板が予想される5月4日)ヤクルト戦は前回良かったからなぁ」と、もう一度チャンスを与える可能性を示唆したが…。現在2軍にいる投手の調子や、1軍帯同している能見(爪が割れて登録抹消中)の状態によっては、次はなく、登録を抹消される可能性もある。
「コントロールが甘いところがあるのでしっかりやらないといけない」
久々の勝利で一躍脚光を浴びたが、わずか1週間で崖っぷちに立たされた背番号「29」。ここからがどれだけ踏ん張れるかが、問われる。 (渡辺 洋次)
(紙面から)