2013.4.28 05:05

阪神・小嶋、まるで別人6失点…抹消も(1/2ページ)

一回、中村に先制打を浴び、打球を見つめる小嶋。二回を持たず6失点でKOされた(撮影・白鳥恵)

一回、中村に先制打を浴び、打球を見つめる小嶋。二回を持たず6失点でKOされた(撮影・白鳥恵)【拡大】

 (セ・リーグ、DeNA9-1阪神、5回戦、阪神3勝2敗、27日、横浜)ファンの、ベンチの期待を、裏切った。前回の好投から一転、小嶋が試合を壊す大炎上だ。

 「早い段階で(点を)取られてしまった。少しボールが高かったのが、よくなかった」

 一回二死からだった。石川、内村を抑え、3番・井手。二遊間への痛烈なゴロを西岡が好捕し、一塁送球も…ショートバウンドした白球が、新井のミットからこぼれた。「それは(関係)ないです」と話したが、この内野安打から、雪崩のようにヒットを浴びた。

 さらに4連打で、あっという間に3失点。二回になっても、流れを立て直せない。一死から投手の藤井に四球を出すと、二死二、三塁から井手に右越えの2点適時打。さらに主砲・ブランコにも左翼線へ適時二塁打を浴びたところで、ベンチはたまらずタオルを投げ込んだ。1回2/3を8安打6失点KO。ただ、うつむくしかなかった。

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