(セ・リーグ、DeNA9-1阪神、5回戦、阪神3勝2敗、27日、横浜)阪神の鳥谷にようやく兆しが出てきた。一回二死で四球を選ぶと、続くマートンの打席で今季2個目の盗塁成功。2安打2四球と全4打席で出塁した。
「(オール出塁は)勝った中でどうか、ということです。状態? 日によって投手も違うし、コッチの状態も違います」
得点圏打率は・080。しかし、前日26日には2号2ランを放つなど復調気配は確かにある。1番・西岡、そして後ろに控える4番・マートンが好調なだけに、キャプテンの状態がチームの命運を左右する、といっても過言ではない。
「切り替えてやるだけです」。一時は1割台だった打率も・264。トンネルの出口は目の前だ。
(紙面から)