第2日、4番でバーディーパットを沈め、笑顔を見せる横峯さくら=静岡・川奈ホテルGCで(市川和宏撮影)
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◇フジサンケイレディス<第2日>
▽27日、静岡県・川奈GC富士C(6367ヤード、パー72)▽晴れ、気温21度、風速3・8メートル▽賞金総額8000万円、優勝1440万円▽108選手(うちアマ4人)▽観衆3005人
2週連続優勝を狙う佐伯三貴(28)=日立アプライアンス=と、プロ初勝利を目指す酒井美紀(21)=国際スポーツ振興協会=がともにベストスコア66をマーク。佐伯が通算9アンダーで単独首位、酒井が1打差2位につけ、最終日に同組でV争いすることになった。横峯さくら(27)=エプソン=は6アンダーの6位で、ツアータイ記録となる91試合連続予選通過。森田理香子(23)=リコー=は4オーバーで今季初の予選落ちとなった。
前日9位発進の横峯さくらは、首位と3打差の6位で決勝ラウンドに進み、2010年4月の西陣レディス以来91試合連続の予選通過。不動裕理が持つツアー記録(1988年ツアー制度施行後)に並んだ。「とても光栄なことだと思うし、うれしい。去年を乗り切ったのが大きいと思う。ショットに悩んで何度も予選落ちを覚悟した危機があったので…」と感慨深そうに振り返る。
今オフは特にドライバーショットを重点的に猛練習。アプローチとパットは「去年パーオンできないことが多かったせいで磨かれた」と、不調の副産物を笑顔で語る。
前週は1打差2位で最終日に突入しながら、77の大乱調で17位。「明日、後半の後半の方でチャンスのある位置にいられたら(優勝を)狙いたい。先週はまったくそれができなかったので」と意気込んだ。(月橋文美)
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