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事件
【朝鮮総連中央本部落札】「工作拠点」死守 僧侶動く 総連・北政府幹部から依頼
東京地裁は29日、こうした問題がなければ売却を許可する。整理回収機構など利害関係者は不服があれば1週間以内に東京高裁に執行抗告ができる。高裁で審理されれば、その間手続きは停止される。
売却許可決定が確定した場合、地裁は1カ月以内の代金納付期限を指定。納付後、地裁が差し押さえている中央本部の土地・建物の登記は移転される。総連への貸与の可能性が高く、手続きはスムーズに進むとみられ、最短で1カ月程度で最福寺の所有となる。
最福寺関係者によると、池口氏は競売開始前に総連の許宗萬(ホ・ジョン・マン)議長からたびたび中央本部の物件購入を依頼されており、公安関係者は「総連がうまく死守したという感じ」と指摘した。
池口氏とはどんな人物なのか。最福寺関係者によると、安倍晋三首相(58)と親交があるほか、政財界や芸能界、スポーツ界に幅広い人脈を持ち、多くの著名人が師事している。
一方、平成21年から5回訪朝し、23年には北朝鮮に「金日成主席観世音菩薩像」を寄贈した。昨年4月には金日成主席の生誕100年を祝う行事に出席するため平壌入り。北朝鮮から勲章を授与されていた。よど号ハイジャックグループとも交友があり、訪朝時にメンバーと会談したこともある。
(次ページ)「北朝鮮上層部の話」を挙げた池口氏
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